見出し画像

ベルマーレ内定のMF平松昇が刺激を受けた梅崎司の姿勢。プロの本質を学んだ彼が攻守において見せる存在感。

「今日は昇がスーパーすぎる!!」

関東大学リーグ1部第19節・立正大vs駒澤大の一戦(延期分)は、駒澤大にとっては負ければ優勝の望みが絶たれ、立正大にとっては負ければインカレの出場権を失う可能性はおろか、降格の可能性をも出てしまうという、双方にとって重要な一戦だった。

この試合で2ゴールと大暴れをしたのが、湘南ベルマーレ入りが内定している立正大4年生のMF平松昇だった。冒頭の言葉は平松が決勝点となる2点目を挙げた時に、チームメイトのGK深谷圭佑が自陣に戻ってくる平松に向かって叫んだものだった。

画像1

平松の活躍もあり、立正大が2−1の勝利を挙げ、1部残留を決めたのと同時にインカレ出場権の獲得にも大きく前進をした。

「今年はベルマーレ内定が決まり、J1デビューもすることができたのですが、立正大という点で見ると、怪我で大きく出遅れて、前期まで戦力になることができなった。だからこそ、後期は絶対に自分がチームに貢献をしないといけないと思っていました」。

平松は6月にベルマーレ入りが内定したが、3月から怪我のためチームから離脱をしていた。内定が発表されて特別指定選手となってからは、立正大を離れ、ベルマーレでリハビリに励んでいた。

※本文、写真の無断転載、スクショによるSNS等への投稿はいかなる理由であろうと禁じます

※単発での購入も可能ですが、月刊で「安藤隆人の取材ノートとカメラから紡ぎ出す物語 」を定期購読していただくほうがお得です。


ここから先は

3,475字 / 6画像

¥ 300

これまで22年間、全国各地、世界各国を飛び回ってきました。今後もそうした活動を継続したいと思っております。もしサポートを頂ければ、これからの更なる活発な取材活動に活かしていきたいと思います!よりディープな話題、選手の本音を引き出し、有意義なコラムと写真を出して行きたいと思います。