見出し画像

M2 Proが登場したので、M1 Pro搭載のMacBook Pro(認定整備済品)を買った話

1/17(月)の夜遅く。唐突に発表された、M2 Pro/Maxチップを搭載した新型MacBook Proとmini。予想より早く決断のときが来てしまった…!!

というのも、僕はM1搭載のMacBook Airを発売直後に買ってから、ずっとメイン機として使っていて。

M1の処理速度には今でも充分に満足していて、動画編集や3Dグラフィックですら、それなりにはこなしてくれる。しかし、メモリ16GB(上限)とSSD256GBではさすがに厳しくなってきて…。


いやね、普通に事務用途で使うならM1 Airですら充分すぎるスペックだし、重たい用途でも単発なら耐えられる。

ただ、動画編集用にDavinci Resolveを入れたまま、iPhoneアプリ開発するためのXcodeも使うとかなってくるとSSDが圧迫され。

一眼で撮った写真をLightroom Classicで取り込んで、あとからPhotoshopで加工しようとなると、メモリが厳しい。

個人的には、動画編集は最近やらなくなったし、一眼でガッツリ写真撮影するのも年に4〜5回といったところだから、そういった作業は別に持ってるWindowsデスクトップ(Ryzen 3700X・メモリ32GB・SSD1TB・RTX3060搭載)でやることにしていたものの。

最近はプログラミングにお熱で、iPhoneアプリを作るには必須のXcodeが単体でもストレージを消費する上、Android向けも作ろうとするとAndroid Studioも…となり。

AndroidアプリならWindowsでもできるとはいえ、さすがに行き来するのがめんどくさい。


というわけで、Macをアップグレードするタイミングを見計らっていたのです。

例年、Appleは年3回の新製品発表イベントを開催していて、おおまかに3月にMac、6月にOS、9月にiPhoneが登場することが多い。

だから、3月に登場する機種を見てから考えようと、はやる気持ちを抑えていたら、まさかの1月にしれっと登場してしまったとw



僕が求めるスペックはどの程度かと考えると、ギリギリラインはメモリ24GBとSSD512GB。余裕を見たら32GB/1TBというところ。

無印M1はメモリ上限が16GBだったのが、M2では24GBに進化したから、これでもアリっちゃアリ。

そして、僕は旅先で仕事することもあるとはいえ、Mac miniとモバイルディスプレイ&キーボードという選択も値段によってはアリだと思っている。

で、発表日の夜中にネット徘徊してたら、たまたまリアルタイムで新型登場に気付くことができて、速攻で価格を調べたときのツイートがこちら。

ここにある「整備品」というのは、Appleの認定整備済品というやつで、返品や修理により戻ってきたMacをAppleが整備して、新品バッテリーと1年保証をつけて再販売してるもの。

追加保証のApple Careも付けられるし、ほぼ新品みたいなもの。なのにお値段は10〜15%安いという、とてもお得な存在なのです。

もちろん、新品と違って全モデルの在庫が揃ってるわけではないし、知ってる人は知ってる人気商品だから、人気の機種やスペックがいつ出てくるかは分からない。


ここで、M2 Pro搭載の新型14インチ MacBook Pro(10コアCPU、メモリ32GB、SSD1TB)の整備済品の予想価格を計算すると、372,800円✕0.85=316,880円。

一方、この時点でのM1 Pro搭載機(8コアCPU、以下同スペック)の整備済品は314,800円。

価格差が小さすぎるから、「これは絶対に値下げくる」と思っていたら…。

発表から2時間後には282,800円に値下げされ、直後にこの構成は売り切れていたものの、翌朝見たら在庫復活してたのでポチっ。

M1 ProとM2 Pro、同じ10コアCPUの比較で2〜3割の性能向上というし、M1 Pro同士でも8コアと10コアで1〜2割の差はある。

M1 Pro最低構成の8コアCPU/14コアGPUと、M2 Pro最低構成の10コアCPU/16コアGPUを比較すると、計算上は4〜5割違うことに。

当然、新型の整備品はまだ存在しないので、この性能アップにちょうど9万円の価値を感じるかどうかで、どれを選ぶべきかが変わる。

ないっ!!

だって僕、処理速度に関しては無印M1で満足してるから。ほしいのはメモリとSSD。


そんなわけで、検討対象としてはこうなり…。

  • 無印M2 Mac mini(24GB/1TB):19.7万

  • M2 MacBook Air(24GB/1TB):24.9万(整備品)

  • M2 Pro Mac mini(32GB/1TB):26.9万

  • M1 Pro 14インチMBP(32GB/1TB):28.3万(整備品)


M1 Proにあって、無印のM1/M2にはないもの、それは2台目の外部ディスプレイ対応。

Mac miniなら内蔵ディスプレイがない分、無印でも外部ディスプレイを2台使えるからそれもアリと考えていたものの、飛行機や新幹線の不安定な電源でも使うことを考えると、バッテリーで動くMacBookがいいんだよね…。


あとM2 Proの目立った特徴といえば、8Kディスプレイに対応してること。

「そんないらんやろ!」というのは分かるけど、僕は5K2Kのウルトラワイドディスプレイを買おうかと考えてたりもして…(これならAirでも外部ディスプレイ2台に匹敵する作業領域)。

このお値段だと、実は8Kテレビのほうが安いぐらいなんですよw

ロマンは感じるものの、いま使ってる31.5型ディスプレイですら端を見るとき遠く感じるから、さすがに60型は持て余すよな…ということで却下w



30分ほどかけて、これらの検討を重ね、熟慮した結果…。

(ウソです。この数ヶ月、後継機問題はずっと考えてました)


ポチった翌日、いつもお世話になってる分割手数料無料24回払いの審査も通り、週末にはお迎えすることができたのでした。

※左下

大きい方のディスプレイが、M1 Airにつないで使っていた31.5型の4K。

小さい方は以前使っていた24型の4Kで、「24型で4K表示はいろいろ小さすぎる!」と31.5型を買ってから、余らせていたもの。3008✕1692表示にすると、31.5型4Kとほぼ同じサイズで表示される。

普段は写真の通り、31.5型の左半分をメインにしてその正面に立ってるんだけど、モニターアームだけ追加購入して、角度をつけて24型を設置した結果、31.5の右側よりも24を見るほうが見やすくなった!

※こんな運用なので、普段はMacBookは閉じてます


繰り返しになるけど、処理速度に不満があったわけじゃないから、乗り換えたことで得られる感動は少ない。

(デュアルで4Kディスプレイ使えるのは超快適!)

ストレージに関しては、これが256GBのM1 MacBook Airの最終状態。

そして、今回のProに、Airに入れてたもの+αのアプリをインストールした状態。

スクショの表示サイズ違ってごめんなさい

おかしくない!?

なぜか、Airより重いアプリを多く入れたProの方が、「アプリケーション」の使用量が少ない。

「デベロッパ」に関しては、まだProではほとんどアプリ制作してないから、ビルドデータが少ないからと理解できるんだけど。

そして極めつけは、悪名高い謎の「システムデータ」(上の棒グラフを占拠してるやつ)。

これが肥大化していくから、256GBでは厳しくなる。

クリーンインストールすれば解消されるんだろうけど、買い替えでもないのに、そんなことしたくないしね…。



このような経緯を経て、パソコン購入費、たかっか史上最高額を更新。

新製品発表イベントもなく、こんなにあっさりと新型を投入してきたとなると、3月のイベントでは一体どれほどのものが出てくるのか…という期待と不安はあるものの。

おそらく、僕の理想スペックを満たすものとしては、今回選んだM1 Pro搭載の14インチMacBook Pro(8コアCPU/14コアGPU、メモリ32GB、SSD1TB)が最安であることは今後も揺らがないと思う。

macOSが動くiPadが出てきたらそれは気になるけど、現状のM2 iPad Proですら、メモリ8GB固定でSSD1TBにすると28.5万。すでに今回のMBPより高い。

噂レベルで15インチMacBook Airが登場するという話もあるけど、現在のM2 Airより高くなるのは確実で、するとやはり今回のより高くなる。

であれば、今回ポチっても後悔はしないでしょ!

という、多くの検討を重ねた末の購入であり、決して衝動買いではないのです!!(誰に言ってるの?)


そんなわけで、M1 Macではちょっと物足りないと感じる人には、整備品のM1 Pro搭載MacBook Proがイチオシ。

さほど重たいことはしないけどMacが必要という人には、M1 MacBook Airの整備品か、地味に今回値下げされた、無印M2のMac miniをおすすめします。

悩んでる人の参考になれば!


ここまで楽しく読んでもらえたなら、ぜひ「いいね」の♡をタップしてください!それがnoteを書いていく原動力になるので、よろしくお願いします!

この記事が参加している募集

おすすめガジェット

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?