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日本の子役業界は収益化に秀逸なStrategy

って事で。
Mon Bebeが7ヶ月になり。自分が多少演技をかじった経験から
”演技の勉強はめっちゃめっちゃ内省するのに適している”と気付き
更には演技を学ぶ事で他人の価値観の分析やら歌や踊りやらプレゼンやら
人生で必要なスキルが本当に磨かれると思っているのでMon bebeには
小さな頃からお稽古感覚でやらせたいな、と思い少し調べたのだが。

日本のそれとフランスでは大きく異なる。
先ず1番大きな違いは。
日本は”芸能界”というのが一つの大きなバク(夢を喰う動物さん)みたいなモノで
”芸能界”を餌にうまーーく集客出来る様に出来ている。(これはミスコンとかも同じのが多い。レッスン代とか結局参加者がお金を払う仕組みが出来上がっている。)

いきつけのCafe.おじちゃんが作るHM cake🇫🇷


某Kids 時計というのは企業とTieupして一般からモデルオーデションを行う。
少子化の今。特に都心のカップルが育むで有ろう子は一人。
で、写真撮影は一応一次審査は有るものの(ほぼ90%近く受かるだろう。)無料。そこでData5枚を先ず購入するか否かを聞かれる。(価格はその企業との案件によりまちまち。5枚で大体¥25000~¥28000 カメラマンが選ぶのでこちらは購入するまで見る事も出来ない。撮影時間は一人10~15分。)
で、Dateを購入した人の中からカタログの表紙と裏表紙に選ばれ、また購入した人は全員写真の大きさはともかくカタログに掲載される。
更にはその中から10名とか数名は店舗のデジタル掲示板に大きく取り上げられるよ、ってからくりで。
うまーく、両親のみならず祖父母達も巻き込んで店舗に足を運んで貰い うまく行けば企業の商品ご購入まで持っていける。
超賢いな、と思うのはこの仕組みなら事務所所属のBebeとか子役タレントを使わず(Feeを発生させる事なく)寧ろタダで、もしくはData購入してくれるので収入を得られつつ、掲載された人たちは間違いなく両親から祖父母、親戚等々にカタログを配り、かつ店舗まで足を運ぶだろうからそれにより2次的に商品購入に結びつく確率が高くなる。


お持たせで頂いた有名どこのモンブラン。Yummy🥳🇫🇷

これ以外だと事務所所属があるが。
基本どこの事務所も所属料、レッスン料等発生する。(→これは子役に限らないけど。多くの芸能受墓所はこのLesson Feeで運営出来てるかと。本当に使える少数先鋭だけで成り立ってる事務所はかなーり少ない。そしてよっぽど事務所が欲しいと思った人材の場合はそれらは免除になるかと思うが。)

なんて秀逸な仕組みづくり。と子を持って初めて知ったこの世界。
かしこーーーーいい。ずる賢いーーー(笑)


うちの子供 兄です。(笑)

で。フランスは、というと。勿論こういうのも有るかもだが。
基本多分Agentに写真等を送り向こうが”ピン!”と来たらお返事が来る。
事務所によりZoom meetingだったり、事務所で直接会いましょうだったり、即契約書を送ってくるとこも有る。

所属するのにFeeも掛からないし、レッスン料を取られる事も無い。

で、こちらの場合法律で子役(何歳までだっけ?)の就労時間は1日2時間以内と決められている。
更には子供がModeling等をして得た収入は18歳以下の場合、その子供名義の銀行口座に100% or 90%振り込まれその子が18歳になるまで引き出す事は出来ない。
残りの0~10%だけ親が引き出して経費として使用する事が認められているが基本子供だろうとこちらでは”一個人”という考えなので”親が勝手に子供の口座を自由にする”事は法律で禁止されている。

Cafeに店名。芸が細かい😳

その間お金に働いて貰う事は出来ないが、確かに毒親とかも居るだろうし
本当に子供だろうが何だろうが個人の”人権”を守る様に法律が出来上がってる事に
驚いた。

すごーーーーーーーいい。

アジアだと子供は親の付属品的な考え方が強いので真逆だな、と。。

いやあ、楽しみだ〜ーー!!

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