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クリスタ楽しい日記(寝る前は気をつけよう)

クリスタとは

クリスタとはセルシスという会社が開発したクリップスタジオペイント(CLIP STUDIO PAINT)というペイントソフトの略称です。イラストや漫画はたまたアニメーションを描く・創る人がよく使っているイメージ。パソコンだけでなくスマホやタブレットでも扱える優れものです。
私は今このソフトを使用して漫画の仕事をしています。

フルアナログ漫画とは

古くはケント紙(今もある)、今は一般的に「漫画原稿用紙」という紙に鉛筆やつけペンはたまた筆などお好みの画材で漫画を描くこと。フルアナログとなると、そこにベタ(墨)を塗ってスクリーントーンというものを切って貼ります。私は長年このスタイルでした。ちなみに鉛筆(2B/下描き用)、つけペン(ゼブラのGペン)、製図用インク(たまに墨汁)を愛用しています。スクリーントーンを一切使わない人もいます。スクリーントーンの代わりに薄墨というもので塗る人もいます。

アナログ+デジタル漫画とは

作画はアナログ、仕上げはデジタル。つまりキャラクター(や一部背景)などを紙の原稿用紙に描き、スキャナーで取り込んだのちクリスタ(などのペイントソフト)でスクリーントーンを貼ったりベタを塗ったりすること。クリスタでは背景を描いたり背景素材というものを使ったり他諸々汎用性が高いのでその限りではありませんが、私の仕事場では2017年頃からそういったスタイルに変わりました。私は変にこだわって髪の毛のベタはアナログ筆ペンで塗り続けました。

フルデジタル漫画とは

下描きも作画も仕上げもすべてデジタル環境で行うこと。今回の私の場合でいうとクリスタで下描きをし、クリスタでペン入れ(作画)をし、クリスタで仕上げ作業(スクリーントーンを貼ったりすること)を進めることです。ネーム(下描きの下描きのようなもの)からデジタルでやる人もいますしネームはアナログという人もいます。
2024年の2月から実験的にフルデジタルを採り入れてみることにしました。習うより慣れろ。実戦で覚えていくことにします。

「スペース」とは

旧TwitterことXの通話配信機能です。自分ひとりや複数の人とのおしゃべりを世界に発信することができます。急に話題が変わって「おや?」となりますが、昨晩~今朝の私には大変密接な関係がありました。慣れぬフルデジタル作業に私は口唇ヘルペスを再発するほどストレスがたまります。それが2週間も経ったころ、ようやく何かを見つけた気がしました。もちろん、今でもほとんどの有能機能の把握は優秀アシスタントさん任せで私は赤ちゃんの伝い歩きのようなものです。しかし、ある一コマに差し掛かったとき突然「ヘウレーカ!」と叫び立ちし咆哮寸前に感動した瞬間を迎えたのです。「なんか知らんがなんか気持ちいい!」リビドーに突き動かされる思春期のごとき興奮でした。深夜2時でしたが私はこの喜びをスペースを通じて伝えたいと思いました。しかし、私は毎晩、就寝前薬というものを服用しています。そうしないと眠れなくて煩悶とした日々を送るからです。服用して1時間~1時間半ほどするとようやく眠りにつけます。なのでその間の30分間ほどをスペース配信に費やそうと考えました。しかし、この日に限って30分を前に寝入ってしまったのか、それとも興が乗って30分以上喋ってしまったのか……いつの間にか配信を切らぬまま2~3時間をゆうに超える夢の旅に出ていました。
目を覚ますとリプライ欄へのコメントやDM、LINEで心配の声をいただいていました。その節は大変なご迷惑をおかけしてまことに申し訳ありません。起きて直ちにお詫びのスペース(懲りずにまた…!)を立ち上げて謝罪という名の言い訳配信をしましたが、正直まだ寝ぼけていたのでしょうね。概ね同じことを繰り返し話しているだけです。Xには録音を載せておくので良かったら私の恥部をご清聴ください。
また、一連の躁状態を省みるにクリスタへの情熱が今だけに限らないことを祈るばかりです。

それでは今日はこの辺で。
明日もよろしくお願いします。

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