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適職とは仕事ではなく業務の比率の問題だ

適職について考えてみると
自分に合った仕事のというより、
自分の好きな業務の比率の問題なんだろうなー
という気づきがありました。

適職ではなく比率の問題

就職活動していた時期は
自分にはどんな仕事があっているのか?

というような適職診断を受けていた気がします。

今考えるとそんなものあてにならない
ということはわかりますが、
学生でまだ働いたことがなければ
わらをもすがる思いでした。

社会人になり10年以上が経ちますが
今考えるとそういった適職診断が
いかに無意味かというのがわかります。

その理由は、
仕事の適職というより、
業務の比率の問題だから。


世の中にはさまざまな仕事がありますが、
その仕事を分解すると以下の3つに分けられます。

  • 好きな業務

  • 嫌いな業務

  • 好きでも嫌いでもない業務

このなかで、
嫌いな業務の比率が高ければ仕事も嫌い。

そんなふうに捉えるようになりました。

つまり仕事として捉えるのではなく
自分の行動として落とし込んで好き嫌いを考えると
よりわかりやすい
ということ。

職業ではなく行動を考える

例えば、学生が医師という職業に憧れていたとします。

それはあくまでも仕事として漠然ともっている
イメージでしかありません。

その状態で好きか嫌いかを決めるのではなく、
行動ベースで考える必要があります。

医師で考えれば診療科によって
やっていることはまったくの別物です。

外科であれば手を動かして
手術をするのがメインになるかもしれませんし、
心療内科であれば患者さんからの話を聞くことが
メインの業務になります。

このように医師という仕事を1つとっても
業務内容は全く異なります。

だからこそ仕事ではなく、
どんな行動をするのかという
行動ベースで考えたほうが
自分の好き嫌いがハッキリするのかなと思いました。

ちなみにぼくは製薬会社の営業として働いていますが、
これは好きな仕事です。

それは好きな業務の比率が高いから。

メインの業務は、
医療機関に訪問して先生と話ながら
自社製品の普及の促進や
安全性情報の収集をするというものです。

そうやって先生と面談しながら
話すのは好きな業務です。

その比率が高いからこそ好きだといえます。

しかしながら業務の中では
そうではない仕事もあります。

例えば、
会議資料の作成であったり、
内勤業務、無駄な資料作成。

誰のための資料なのかわからないものは
特に苦手意識があります。

このように自分の仕事をみても
好きな業務と嫌いな業務に分かれます。

好きな業務の比率を高めることが
楽しく働くことなのかもしれません。

まとめ

今回は適職について考えてみました。

仕事として捉えるのではなく
行動ベースに落とし込んで、どんな業務を行うのか。

そしてその中で好きな業務がどれぐらいあるのか、
またその比率を増やすことで
好きな仕事になっていくのかなと思いました。

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