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【海外の街を歩く】ロンドンを歩く

2008年9月、夏休みを利用してイギリスを旅行した。
ツアー参加の旅行で、エジンバラからスタートし、南下して最後はロンドンだった。
夕方、ツアーのバスがロンドンに入り、バスの車窓からたまたま、前職の企業のロゴが入った社用車を見かけたときは、ちょっと嬉しかった。
ロンドンでの宿泊は、ウエストミンスター寺院にほど近いホテルだった。
翌日のロンドン観光は午前中は団体観光で、昼食以降は自由行動となっていた。

国会議事堂と時計台

最初の見学地は宿泊ホテルに程近い国会議事堂。ビッグベンの鐘が鳴ったかは覚えていないが、国会議事堂の周囲を歩いた。

国会議事堂はテムズ河沿いに建ち、ビッグ・ベンの愛称で呼ばれる時計台は、ロンドンのシンボル的存在となっている。
正式名称をウェストミンスター宮殿といい、1090 年、ウィリアム征服王の時代に完成したとされる建物。
議場として使われ始めたのは13 世紀頃らしい。
1834 年の大火災で大部分が失われ、建築家チャールズ・バリーの設計によりゴシック様式の風格ある建物によみがえった。
第二次世界大戦中の1941年、ドィツ軍の爆撃によって下院が損傷を受け使用不能となり、戦後、ジャイルズ・ギルバート・スコットの設計によって修復が行われ、元のチャールズ・バリーの設計を可能な限り残して1950年に完成している。

議事堂の周囲を歩きながら、朝のロンドンの景色を眺めた。

バッキンガム宮殿

国会議事堂の見学のあと、バッキンガム宮殿に移動してフェンスの外越しに宮殿を覗いた。

バッキンガム宮殿は、1703年にバッキンガム公ジョン・シェフィールドが自らの邸宅として桑畑を購入して建てたバッキングハウスが始まりとされている。
当初は煉瓦造りの簡素な邸宅だったらしいが、王位に就いたジョージ4世が1825年から12年かけて全面改築してネオクラシック様式の建物に改築した。
1837に即位したヴィクトリア女王は、即位に際してセント・ジェームズ宮殿から移り住み、以後バッキンガム宮殿はイギリス王室の公式の宮殿となったとのこと。

バッキンガム宮殿を見学した日は、確か、宮殿の屋上には国旗が掲げられていたので、エリザベス女王は不在だったと思う。
近衛兵の交代儀式は、確か時間が合わず、見られなかったような気がする。

大英博物館

バスで大英博物館に移動して、博物館に入場。

大英博物館は、世界で最初の公立の国立博物館。
大英帝国時代に広く収集された約800万点の常設コレクションがあるとされる。
1753年にイギリス系アイルランド人の医師であり科学者のハンス・スローン卿のコレクションをもとに設立された。一般向けには1759年1月15日に開館したという。

観覧時間は90分だったと思うので、観覧した展示物はごく一部だったと思う。
このあたりは、ツアー観光の限界だろう。
印象に残った展示物は残念ながら覚えていない。エジプト展示室などを観覧したような気もするが、ベルリンのペルガモン博物館と記憶が混在してしまい・・・。

ロンドン塔

ロンドン塔までは歩いて行ってみた。
ロンドン塔は、テムズ川岸のイースト・エンドに築かれた中世の城塞。
イングランドを征服したウィリアム征服王が1078年に要塞建設に着手し、ヘンリー3世(1207~1272年)の治世に完成している。
国王が居住する宮殿として1625年まで使われ、ロンドン塔に最後に居住した王はジェームズ1世とされる。

1282年からは、身分の高い政治犯を収監、処刑する監獄としても使用されるようになり、14世紀以降は政敵や反逆者を処刑する処刑場として有名になった。

ロンドン塔では、ジュエル・ハウスなども見学したようか気がするが、処刑の歴史を見ていたような・・・。
なんとなくおどろおどろしかったような・・・。

トラファルガー広場とピカデリー・サーカス

ロンドン塔を見学した後は地下鉄に乗り、トラファルガー広場まで戻った。トラファルガー広場からピカデリー・サーカスまで歩き、ロンドンの繁華街の雰囲気を感じた。

トラファルガー広場(Trafalgar Square)は、1805年のトラファルガーの海戦における勝利を記念して造られた広場。
ネルソン提督の記念碑を眺めながら歩いた。

ピカデリー・サーカス(Piccadilly Circus) は、ロンドンのウェスト・エンドにある道路の合流地点。
商店の立ち並ぶ大通りピカデリーとリージェント・ストリートの接続地点として1819年に建設された。
現在はシャフツベリー・アベニュー、ヘイマーケット、コヴェントリー・ストリートとグラスハウス・ストリートもこの地点で合流しているのだそうだ。

最後は、ロンドン三越に寄り、店員の方とやり取りした記憶はあるのだが、何か買ったかは忘れてしまった。
ロンドンのことなどを聴いたような・・・。
ロンドン三越は2013年に閉店してしまった。
二度と行くことが出来ないのは残念だ。

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