2019年7月に放送が始まったVoicy「ながら日経」が4年目に入りました。番組のフォロワー数は現在、約35万人。開始当初は想像もしていなかった規模になりました。最大の原動力はパーソナリティの皆さんの声です。その大切な仲間である火曜担当のおざりなさんと水曜担当の鈴木晴日さんが7月いっぱいで卒業します。2人は倍率40倍を超えるオーディションで選ばれ、2020年8月から2年間担当してくれました。長いようであっという間の2年。感謝することが多すぎて、何をどう伝えていいのかわかりません。ただ、この2人の「すごかった点」は記しておこうと思います。

フリートークの達人、おざりなさん

いつもエンディングでユニークな話題を提供してくれました。ハラハラする内容もありましたが、ながら、ヤングのパーソナリティの中でも唯一無二の存在です。
パーソナリティになったときは社会人1年目。残業で収録が遅くなる時でも頑張ってくれました。
この2年間で東京→大阪→東京と2度の転勤。仕事が忙しい中での環境の変化にも彼女の好奇心は止まりませんでした。流しそうめんや自宅プール、手彫りの熊…。ユニークな制作物クリエイターとしての今後の活躍、そして公認会計士試験へのチャレンジを応援しています。

ラスト放送に寄せられたリスナーからのコメント、それに対するお返事も読めます。こちらから▼

癒しの声にファン多数、鈴木晴日さん

いつも優しい語り口で日経のニュースを伝えていただきました。コロナ禍の中、病院勤務も大変忙しかった中で、頑張ってくれました。本当に頭が下がります。伊豆大島ミス椿としての活動もコロナ禍で大きな影響を受けたようです。ご苦労様でした。
エンディングでは「〇〇の日」など記念日に関する話題を取り上げることが多かった気がします。これを聴いて初めて知った記念日も多かったです。手間を惜しまず、自分で調べて掘り下げる。だからこそ、話の内容に共感するファンが多かったのだと思います。最後の放送で読んだ日経電子版の『イブニングスクープ』が「医師・看護師が仕事シェア」だったのも、不思議な縁を感じます。

ラスト放送に寄せられたリスナーからのコメント、それに対するお返事も読めます。こちらから▼

リスナーからの反響でわかる「人の声で伝える価値」

2人の卒業は最後の放送の時に報告したため、リスナーの方は驚いた人が多かったでしょう。ラスト放送は170を超える「いいね」と60を超えるコメントが寄せられました。twitterへの書き込みも多かったです。

卒業を残念がる声が予想以上に多く寄せられました。読んでいて私もグッときました。
「ながら日経」には単に日経のニュースを聴きにくるだけではなく、パーソナリティの魅力に集まってくる人が多いことを改めて実感しました。2人は声で日経のニュースを伝える顔として立派に活動してくれました。リスナーからの声の多さが評価の表れです。コメントが多すぎて大変だと思いますが、今、2人は一つ一つに丁寧にコメントを返しています。
人の読み上げには個性が出ますし、同じ人でもその日の声の調子は均一ではありません。収録・チェック作業も合成音声に比べて手間がかかります。それでも人の声で伝える価値があります。それをあらためて教えてくれた2人の頑張りに感謝することしきりです。

卒業しても「ながら日経」のメンバーであることは変わりなく、引き続き何らかの形で番組への協力をお願いしたいと思っています。

8月からの新体制

そして……8月からのパーソナリティ7人をご紹介します（☆は新メンバー）。引き続き担当するメンバーも気持ちを新たにニュースをお届けしてきます。今後とも「ながら日経」「ヤング日経」両チャンネルをご愛聴のほど、どうぞよろしくお願いします。

月曜担当　外村倫子さん
国家資格キャリアコンサルタント/フリーアナウンサー

火曜担当　ちはるさん（日曜隔週から曜日変更）
都内の大学院生、英検1級。学生目線でニュース伝える

水曜担当　藤井みりかさん☆
フリーアナウンサー/ナレーター。NHK（熊本→奈良）→中京テレビ放送で計10年間にニュースキャスターや、ワイドショーの生ナレーションなどを担当。こども話し方教室の運営や、日本酒Podcast番組などを担当

木曜担当　和田愛里さん
シンガー・MC・俳優。大手テーマパークでミュージカルショー等に出演。第40期宝くじ幸運の女神

金曜担当　渡辺あやかさん
元声優。現在は広報PRとして働きながら、ナレーターMCとしても活動

土曜担当　DJ Nobbyさん
キャリア24年目のラジオDJ。Voicyフォロワー7.4万人の配信者。 Mudia 公式MC。TOEIC 990点の40歳

日曜担当　萩原帆南さん（日曜隔週から毎週）
都内の大学3年生。宝塚歌劇団花組に４年在籍