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徹底した型破り・掟破り 「ポプテピピック」の楽しさ

JR東日本・飯田橋駅(東京都千代田区)。東口の改札を出ると、出版社の竹書房の案内看板があります。竹書房は人気アニメ「ポプテピピック」の出版元。ポプテピピックの主人公の一人、ポプ子が竹書房のビルを前に「竹書房!? 破壊したはずでは…」と話しています。アニメの中でポプ子がパンチで竹書房ビルを破壊したエピソードを受けた、ユニークな案内看板です。

© super_murachan

https://www.nikkei.com/article/DGXKZO34950830U8A900C1H46A00/

チャーリーさんの「丸わかりビジネスモデル」。3回目はこの破天荒なアニメ「ポプテピピック」を取り上げています。私も大好きですが、「3回目でこれを取り上げますか。攻めていますね」というのが率直な感想です。

パロディ、ギャグ満載のこのアニメ。ちゃんとした作品にみえない(失礼)、スケールの大きい型破り、どんなものでもパロディにする掟破りが受けているようです。アニメをみたことのない方はぜひご覧ください。

今、パロディはヒット商品に欠かせないキーワードのようで、現在公開中の映画「銀魂2」もパロディ、ギャグ満載です。 偶然でしょうが、銀魂2のタイトルは「掟は破るためにこそある」。

チャーリーさんは、ビジネス面で単独出資とマネタイズの手段多様化を成功の要因と分析しています。単独出資にしたため製作の自由度が高まり、1本の線で流れるようなヒットのしかけができているのが記事中のイラスト表でよくわかります。

 放映と同時期にさまざまな動画配信サイトで配信し、それにより話題が生まれる循環ができている。実際、ポプテピピックはニコニコ動画やフールーなど様々な配信サイトで視聴できる。

冒頭の駅の案内看板。下のほうに「竹書房 500メートルくらい」とあります。実際に駅構内に掲示されている案内看板でちゃんとリアルにアニメのパロディをフォローしています。アニメの世界観を徹底的に守っている点がすばらしいです。

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