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錆びた釘の心持ち

古い話を蒸し返す
かつてのことを語り出す
己のことを棚に上げる

いずれ
歳を取れば誰もがやり始める

おそらく俺も

床が汚れる
拾わない

埃が溜まる
気付かない

裾に染みが
見下ろさない

先に生きる者を
ただそばで眺め

おそらく

誰もが近い道を辿る



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