令和5年度一級建築士試験「設計製図の試験」合格基準等について

試験元から以下のとおり発表になっています。

「採点のポイント」を見てみましょう。
(1)空間構成
 これは例年のとおりです。重要なので受験生は暗記しましょう。

(2)~(4)のマーキングを見てみましょう。
「多世代の交流促進」
    設計主文(1)及び計画の要点(2)①に記載があります。
「効率的な施設管理」
    設計主文(2)「蔵書の管理・保存に配慮する」及び
    計画の要点(2)②に記載があります。
「ユニバーサルデザイン」
    2.建築物(2)及び計画の要点(1)①に記載があります。
「自然採光」
    設計主文(2)及び計画の要点(1)②に記載があります。
「省エネルギー化の実現」
    設計主文(3)及び計画の要点(5)に記載があります。
「エネルギー自立度」
    設計主文(3)及び計画の要点(5)に記載があります。
「閉架書庫の構造的特徴に配慮」
    計画の要点(7)に記載があります。
「地盤条件や経済性を踏まえた基礎構造」
    留意事項(1)①に記載があります。
「一般開架スペースの空調設備計画」
    計画の要点(3)に記載があります。
「屋上に設置する設備機器等の計画」
    計画の要点(4)に記載があります。

ご覧のとおり設計主文、計画の要点がめちゃくちゃ重要なのがよくわかると思います。

ここは非常に重要なので設計主文と計画の要点のキーワードを下書き用紙の左上にがっつり記載したほうがいいです。留意事項もです。

問題文を読む時もそうです。一回流し読みの後は
設計主文、留意事項、計画の要点の順に私は読みます。

今回は要求室ではない「ブックポスト」の欠落が一発アウトの要件となっているのも特徴です。

また「北側高さ制限」が初登場です。「敷地及び周辺条件」を流し読みしてたら見落としたかもしれません。
住居専用地域というのがミソです。

計画の要点(4)、(6)にあるように施工者、設計者の立場に立った視点が問われています。
計画の要点は明らかに変化していて、暗記型の学習法が通用しなくなってきている印象を受けました。
以前は計画の要点では差がつかないなんて噂も聞きましたがここ2~3年の試験は計画の要点でかなり差別化されているような気がします。



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