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最高のアフタヌーンティーの作り方   古内一絵

アフタヌーンティの話なので、お菓子や紅茶が思い浮かぶが、それぞれが
このホテルまで歩いていく、季節を感じる庭が印象的である。
季節に合わせて、メニューを決める難しさを、涼音はひしひしと感じながら
毎日奮闘している。
涼音の祖父の戦時中の「おやつは最高のご馳走」という言葉
パティシエの障害、
子育て休暇中の先輩。
独りでアフタヌーンティを楽しみに来る女性、
ウィーン古典菓子を研究していた、先輩の秀夫。
それぞれのアフタヌーンティに物語がある。

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