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MEMORANDUM 2016

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出来立て・秘蔵曲のマガジン。 2016年リリース分。
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2016年6月の記事一覧

‘Cause you know lonely days(「数の論理で」デモ・1992)

小さい頃から、 自分は少数派なんだと感じながら生きてきた。 小〜中学校では、男子のスポーツヒエラルキーの最下層に属する、病弱なインドア転校生として。(1990年代初頭まで「オタク」にポジティブな意味はなかった) 高校では(進学校の)偏差値からドロップアウトしたバンド馬鹿として。(心ない同級生は時に「バカ野」というアダ名で僕を呼んだりした) 大学は、自由だった。誰にも制限されなかったから。 まあ、ロッキンオンのインタビューを受けても原稿用紙4〜5枚で尽きる程度の、軽度なトラウマだ(笑) デビューアルバムの「世界は悲しすぎる」に始まり、「アトムの夢」「人形峠で見た少年」「紳士同盟」など、初期のアルバムには独り言以上・メッセージ未満の「問題提起ソング」が何曲かある。「数の論理で」もその一曲。わかりにくいが、そんな気持ちで作っている。 このデモは、音源化されたものとは歌詞が少し異なる。 http://petitlyrics.com/lyrics/14349 特にAメロの詰めがちと甘い。 英国EU離脱問題で世界が揺れている。 多数決は時に残酷な仕組みだ。 かれこれ25年ほどほぼ欠かさず選挙に行っているが、自分が投票した候補者が当選したことがほとんどなかった。最近は当選圏に手が届く候補者の中でいちばん信頼できる人に投票したりしているが、うまくいくとは限らない。 世の中が今こうなっているのは、行動した者たちとなにもしなかった者たちの、長い年月の積み重ねの結果によるものだ。少数派が考えて行動すれば、この世の中は大きく変わるのかもしれない。 アメリカ、イギリス、日本、、、、 2016・民主主義の大きな転換期。 選挙に行こう。 じっくり考えて、未来を選ぼう。 — ‘Cause you know lonely days (「数の論理で」1992) *発表された音源の歌詞・ここにUPしているデモ音源は歌詞が異なります) 三角関数が解らなかった僕だって  数の論理で動いてる 点数が増えたら 気持ちも晴れるのに 成績落ちたら ため息だ 三角関係で悩む彼だって  数の論理で動いてる 二つに一つを 決めてみたいのに 割り切れないから 答えが出ない 数の論理で順位が決まる  順位の中で勝負も決まる でも 数が少ないのは何故  負けなんだろう? 三角関数を解りたかった僕だから  数の論理も嫌いじゃない 孤独でいるより  本当の理解者はたくさんいるのが楽しいはずさ -- ※未発表曲を次々ポストしています。 このマガジン↓の他の曲もよろしく。 https://note.mu/takano_hiroshi/m/m2c316066693b

INSTANT HOUSE (1991)

1991年の未発表インスト。このページの写真のスタジオで録った曲→ https://note.mu/takano_hiroshi/n/n41e28e897f9f この時期はハウスが盛り上がっていて、自分でもやってみたくなったんだと思う。ただ、ダンスミュージックはクラブで低音を体験して踊ったことがないとグルーヴのキモがわかりにくいわけで、世間知らずの宅録野郎の弱点が今聴き返すと見えてくる(笑)4つ打ちだからって、ディケイの長いキックを連打しちゃったら、低音がグルーヴしない。 そんなわけですが、お聞き下さい。 ーー ※未発表曲を次々ポストしています。 このマガジン↓の他の曲もよろしく。 https://note.mu/takano_hiroshi/m/m2c316066693b

MEMORANDUMの曲が増えてきたので、インストと歌ものに分けて、古い順に並べました。 Vocals : https://note.mu/takano_hiroshi/m/mb1ac9feba483 Instrumental : https://note.mu/takano_hiroshi/m/m9c30b38b8336

再生

あじさい Revolution:リリックビデオ(2013)

ビートルズ「Revolution」の替え歌。アルバム「TOKIO COVERS」https://itunes.apple.com/jp/album/tokio-covers-ep/id716636141 に入れた音源の日本語バージョン。 先日UPした動画と音源は同じ。 リズムやサウンドは立花ハジメ「BEAUTY」経由・プリンス「Paisly Park」由来、 なのでプリンス追悼も兼ねて。「レヴォリューション」ってことで。 ーー ※未発表曲を次々ポストしています。 このマガジン↓の他の曲もよろしく。 https://note.mu/takano_hiroshi/m/m2c316066693b 左下の「こちらもおすすめ」は、あまり関連のないものがリストされがちなような気がしないでもなくもないので、是非上記マガジンも辿ってみてください。

JUNK RACE (1986)

購入後に全編(02:20)を視聴することができます。

有料
100

本当なのさ (1995-2000-2016)

購入後に全編(05:11)を視聴することができます。

有料
100

CAMEL (1991)

「AWAKENING」の時のボツ曲。「組曲らくだ(仮)」っていうタイトルの3部構成の曲を考えてて、その最後のパート。プログレ好きだったからね。 なんで「らくだ」かというと、シルクロードをモチーフに表現しようとしてたから。 描いたイメージの20%くらいしか形にできず、ギャグみたいになってしまったので、(プロデューサーの)トッド・ラングレンに聴かせるまでもなく、自らお蔵に入れた。 「AWAKENING」には「脱・虹の都へ」の怨念(のようなもの)が強いモチベーションとしてあって、ポップスに聴こえないアルバムを目指してた。 その結果半分近くインストが占めたり、「ベステンダンク」には「虹の都へは遠すぎるようだ」なんていう歌詞も入ってしまい、爽やかポップスを期待してアルバムを買ってくれた人には「?」だったと思う。 それはさておき。 この曲の変なしゃべりは、原稿をローマ字で書いて逆さから読んだのを逆さに再生するとこうなる。 確かツインピークスの小人がこの技法でしゃべっていたような。 noteがなかったら世にでることはなかったであろう珍曲。アルバムコンセプトの「目覚め=AWAKENING」には沿ってるんだけどね。 -- CAMEL 作詞・作曲:高野寛 かつて人々がスパイスや塩を求めたのと同じように 今 世界が欲しているものがある それは 決して目に見えるものではなく  まして お金で買えるものでもない そして それが何なのかは  夢を見ることができない人々にはわからないだろう  -- ※未発表曲を次々ポストしています。 このマガジン↓の他の曲もよろしく。 https://note.mu/takano_hiroshi/m/m2c316066693b 左下の「こちらもおすすめ」は、あまり関連ないものがリストされがちなので、是非上記マガジンも辿ってみてください。

MEMORANDUM 盛況御礼

3月からしぶとく続けてる未発表曲リリース、少しずつ浸透してきている実感があります。過去の曲まで遡って全部大人買いしてくれた人、この前のイベントではnoteをキッカケに僕の曲を聴くようになって初めてライブに来ました、という人も。「このアーティストをサポートする」に賛同してくれた方にも感謝です。 来月のライブで、新曲を歌ってみようと思います。 京都・SOLE CAFE 7月3日(日) open 18:00/start 18:30 仙台・NAKAO CAFE 7月23日(土)

Brick, Snow, & Flower (1987)

購入後に全編(02:11)を視聴することができます。

有料
100

noteで発表していた新曲をライブで歌ってみることにしました。

■ 高野寛 Acoustic Live 2016 「new songs」 京都・SOLE CAFE 7月3日(日) open 18:00/start 18:30 仙台・NAKAO CAFE 2016年7月23日(土) 18:30 open / 19:00 start 東京・原宿 VACANT 2016年7月31日(日) open 17:00/start 18:00   詳細 >> http://haas.jp/live.html 次のアルバムに向けて、実際に歌ってみて