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Nice Painting vol.3 を巡る、よもやま話

(このテキストは、46曲+4動画を含む有料マガジン「Nice Painting vol.3」のコンテンツです。テキスト単体で¥100で購入もできます。)
*7/10、文末に追記しました*

noteでオリジナル曲の配信を始めて4年目。
昨年秋に、そこからセレクトした曲を中心に「Everything is Good」というミニアルバムもリリースして、少しずつ少しずつ続けてきたこの試みが、ひとつの作品に結実しました。
AMAZON (CD) >> http://amzn.asia/5oZ669m
Spotify >>
https://open.spotify.com/album/0fVLBUTMhMAb6DL0sH4bEn 
Apple Music >>
https://itunes.apple.com/jp/album/everything-is-good/1286644815

もともと「Nice Painting !」シリーズは、正式にCDで発売されなかった、でも出来の良い(= 英語で「Nice Painting」) 宅録音源を集めた会場限定販売のCDに冠したタイトルです。vol.1, 2の音源はnoteでも配信販売しています。
https://note.mu/takano_hiroshi/m/m9c43b8497868
https://note.mu/takano_hiroshi/m/m2adbd3d731f9

noteから選ばれて「Everything is Good」に収録された曲は、今まで配信で買ってくれた方へのリスペクトを込めて、CDの発売後に削除しました。

この「Nice Painting ! vol.3」はnoteでしか聴けない音源だけを集めています。(すべて過去にnoteで発表した音源です。新録は含まれていません)
前半に歌もの、後半にインストを集めました。インストの最後の方は、眠くなるようなアンビエントが何曲か。ダウンロードしてオリジナルのプレイリストを作ったり、自由に遊んでください。

いきなり、大風呂敷を広げます。
僕は、このnoteでの音楽配信+αのコンテンツが、CDと定額配信の間を補完する新しいリリースの形になったら素晴らしいなと、夢見ています。

ところで。
最近の欧米では「アナログと配信のみリリース」(CDはなし)が主流だそうです。家ではジャケットを眺めながら、アナログで楽しむ。外では携帯にダウンロードして、イヤフォンで楽しむ。優雅ですねー。贅沢です。

でも日本の住宅事情を考えるとアナログ盤は未だにハードル高いですよね。若い一人暮らしの人だと、スピーカーを持ってない方も多いです。

そして、作り手の僕らから「CD買ってね!」とストレートに言えるかというと、なかなか難しいんですよね。なぜかというと、最近の僕の音楽の聞き方が、こんな感じだからです。

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