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クリエイティブジャンプとは、課題解決。〜読書感想〜

こんにちは。ほどほどです。
今回ご紹介する本は、龍崎翔子さんの『クリエイティブジャンプ』です。

 仕事などで壁にぶち当たった時に、正攻法だとうまくいかないことってありますよね?そういうときに別の視点を取り入れたとたん、ふわっと壁を乗り越える。そんな思考がクリエイティブジャンプだと書かれています。

 個人的には『パン屋ではおにぎりを売れ』のように、考えてみればたしかにそうだな・・と思わせる考え方が大好きです。自分にはない考えだからかもしれませんね。

 著者の龍崎翔子さんはホテル経営をされていて、ご自身の経験からこの本を書いています。そのため実例が多く載っているのでとてもわかりやすいし、頭に入ってきやすいんです。

 印象に残ったのは2つ。1つ目は「空気感を言語化する」という考え方。自分の地元の空気感を言語化してみたら、「なにもない」「山と海」くらいしか思いつかないんですが、解像度を上げることでその土地の良さがわかるんだとか。今度実家に帰った時にやってみようっと。
2つ目は「インサイトを深堀りする」という考え方。実例では湯河原のホテルに大学生に来てもらうための仕掛けとして「論文執筆パック」を作ったこと。
これヤバかったですね。「卒論」×「大学生活最後の思い出」みたいな感じで特別感がでるし、それらをかけ合わせることは正攻法じゃ無理なんだろうなぁと感じました。

 私は薬局勤務ですが、医療機関ってなかなかクリエイティブジャンプとは縁遠いかな・・とおもっていました。ですが、最近になって薬局が本屋さんをやってみたり、薬局の再定義をしている薬局もちらほら出てくるようになりましたね。
自分もなにかできることないかな・・。と悩んだ時に、この本がぜったい役に立つと思います。

興味あれば読んでみてくださいね。

 読書コミュニティ「lectio」でも課題図書にあげられ、読書会がありました。
最近は参加者も少なめですが、色んな意見がかわされ、気づきをもらうことができました。そんないろんなジャンルの本と出会うのもコミュニティのおかげ。良かったら覗いてみませんか?


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