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新しく、新幹線に移ってしまう特急列車の運用を紹介する


 北陸地区の在来線の特急列車は
「サンダーバード」号と
「しらさぎ」号があります。

この2つの特急列車の運用を
紹介していきます。


サンダーバード号


しらさぎ号

なお、「サンダーバード」号は
大阪ー金沢・和倉温泉間
「しらさき」号は名古屋・米原ー金沢間を
結びます。

2種類存在するサンダーバード運用

つばめ:どうして、2種類あるのかな?

すわろう:まず、9両貫通の編成。
     これは最新のグループです。
     2010年頃デビューした編成だね。
     もう一つは6両+3両の編成だよ。
     この編成は、2001年に「サンダーバード」に
     追加されたグループ。

つばめ:それぞれの運用の違いは?

すわろう:9両編成の方は、サンダーバード以外では
    「びわこエクスプレス」の運用があるよ。
    つまり、米原駅にも出入りしているってこと。

サンダーバード号の運用9両貫通B編成の運用表

数字は、サンダーバード〇号
橙=臨時列車
B=びわこエクスプレス

サンダーバード号6+3両W編成の運用表

こちらは、サンダーバード6+3両編成の運用。
Nは能登のかがり火号
Dはダイナスター号



    6両編成は和倉温泉乗り入れを行っている。
    これに絡んで、「能登のかがり火」号の
    運用や敦賀までの「おはようエクスプレス」
   「おやすみエクスプレス」にも運用されているね。

つばめ:「しらさぎ」編成の運用の特徴は?

すわろう:「しらさぎ」の編成は基本は6両編成で
     一部増結車両を3両米原ー金沢間で行う。

「しらさぎ」号の運用表

HL=ホームライナー大垣
D=ダイナスター
数字は、しらさぎ〇号

     車両は、かつての「はくたか」号の車両を
     用いられている。
     これは、1995年から1997年頃の車両が
     主に使われている。

     この車両の運用は名古屋地区の
     「ホームライナー大垣」の運用を
     持っている。
     また、特急「ダイナスター」も
     受け持っているよ。

北陸特急車両3種類の紹介

つばめ:この車両たちはみんな同じように
    見えるんだよね。
    だから、あまり違いはないような
    気がするんだけど。

すわろう:確かに、どれも外観も内装も
     似通っているよね。
     だけど製造された年代によって
     結構違いはあるよ。

つばめ:じゃ、車両の違いについて教えてくれる?

リニュアール編成がいいの?

すわろう:「サンダーバード」用と「しらさぎ」用の
     車両で大きな違いは、リニューアル工事を
     受けているかそうでないかだね。


サンダーバード用の9両貫通編成、通称B編成の車内
グレートーンです。


同じく、B編成。頭部を支えるところが厚いのが特徴。
あまり掛け心地はよろしくない

    「サンダーバード」用の車両はほとんど
    リニューアルを受けている。
    ごく一部の増結用車両でリニューアル工事を
    受けてないのがいるけどね。

   「しらさぎ」はリニューアル
   工事を受けていない。

つばめ:「サンダーバード」用車両は2種類あると
    いっていたけどその差はあるの?

すわろう:9両編成タイプと6+3両編成タイプで
     製造時期が異なると説明したけど、
     この時期の差で使われている
     シートにも差があるよ。

     ちなみに、リニューアルの時に
     グリーン席は同じタイプになったけど
     普通車は古い方の6+3両編成の方は
     モケット張替えのみしか行われなかった
     から今でも座り心地にも差はあるよ。


サンダーバード用の6+3両編成のタイプ。先ほどと掛け心地は全く異なる

つばめ:座り心地に差があるみたいだけど、
    どのタイプがいい乗り心地なの?

すわろう:個人差や好みがあるから
     一概にはいえないけど新しいタイプの
     普通車の座り心地は固めであまり
     お勧めしないな。

     これは、新快速のAシートなんかと
     おなじなんだけど、どんな姿勢をしても
     体がシートにフィットしない感じなんだ。

古い車両はどうなんだい

つばめ:じゃ、おススメは?

すわろう:「しらさぎ」か「サンダーバード」の
     6+3両編成なんだな。
     これは比較的体がシートにフィット
     していい掛け心地だよ。


「しらさぎ」用。ピンクの座席と荷物棚下の照明が特徴


グレーバージョンの「しらさぎ」もあるよ

     ただ、コンセントの設備がないなど
     最新でないことが残念だけどね。
     あと、9両編成で多客期に増結される
     10号車~12号車の部分


「サンダーバード」。「しらさぎ」車両を増結車にしている。

     ここには、あまり乗り心地の良くない
     9両編成は絶対に入らないから予約する
     ならこちらがお勧めだね。

     「サンダーバード」号はお客さんが
     多い から増結する日はかなり多めだね。

     「しらさぎ」は古い車両であるけど
     座り心地自体は柔らかめでありながら
     体にフィットするよ。

「サンダーバード」の増結用か「しらさぎ」がいいよ

つばめ:いやー結構違いがあるんだね。

すわろう:いい北陸の旅にするのに
     参考してくれたら幸いだよ。

まとめ

・北陸の在来線特急車両は似ているけど違いは多い

・「サンダーバード」は2種類の運用。と「しらさぎ」の運用。計3種類あるよ(増結車を除く)

・普通車のシートの座り心地は古い方がいい感じ

・リニューアルされたといっても普通車はモケットの張替えのみ


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