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伝えること、経験すること。どちらも大切です。

ラクロスを中心にトレーナー活動をしています。
高野浩幸です。
東日本ラクロスクラブNeOのGMもしています

学生スポーツは夏休みに入ると夏合宿が行われることが多いですよね。
そんな時期だからこそ、選手やスタッフ、コーチに伝えたいことや考えてほしいことってたくさんあります。


そこで、今回は強力な助っ人をお招きし、高野がサポートしている東京大学女子ラクロス部にコンディショニングの考え方と、ヨガを体験してもらいました。

本日の講師は
NATA-ATC(アメリカの国家資格でもあるアスレティックトレーナー)でもあり、ヨガを通して身体の使い方を伝えている、永田美香さん

何故今回美香さんにお願いしたのかというと。

コンディショニングの考え方や、やり方を【知る】だけじゃなく、【体験】してほしかったから。

高野もラクロスに関しては13年以上活動していますが、毎年毎年より良いものを選手達には伝えていきたいと考えてます。

毎年この時期になると夏合宿の準備やリーグ戦の日程が決まったりと、慌ただしくなります。

一年生にとっては、初めての夏合宿でありリーグ戦。
四年生にとっては、最後の夏合宿でもあり、学生最後のリーグ戦が待っています。

リーグ戦で良い結果を出すためのひとつの方法として毎年夏合宿が行われています。


我々アスレティックトレーナーとしては、いかに選手がコンディションを維持しながら合宿を通じてパフォーマンスを上げることができるのかを考えます。


毎年同じように熱中症対策やセルフコンディショニングのお話はするのですが

いつもとは違った視点や方法で伝えることが出来ることで気付きも多くなります。


それは彼女達にとってプラスになることが多いのではないかと考え、お願いすることにしました。

最初は、ヨガの持つイメージってなんですか?という質問からスタート。

参加者の彼女達の緊張をほぐすように会話を楽しんでいた美香さん

徐々に彼女達の緊張もほぐれ、内容もより濃くなり始めます。

そのときにお話していたのはリカバリーに必要な2つの要素がありますよねというお話。

その2つとは
【睡眠】
【食事】

『眠ることは大切なことだから、眠たくなったら寝て良いんだよ。』
『寝るのを我慢して生産性が落ちるのなら、10分寝てから活動した方が良いよね』

アメリカでは、食事後やトレーニング後の10~15分ほどの休息のことを【パワーナップ】というそうです。

途中、休憩時間に早速パワーナップする彼女達。

【食事】も大切なコンディショニング
運動直後におにぎりを摂ることも、エネルギーとして利用した糖質を補給する有効な方法。

『塩おにぎり』は塩分も取れてオススメです。

海苔は、消化に時間がかかるので、可能な限り運動直後の補給時には塩おにぎりがbetterです。

その後、しっかりとした食事でたんぱく質やビタミンミネラルを補給することは忘れずに。

そして、セルフコンディショニングとして、実際にアップの前に行うと良い準備運動を4つ紹介してくれました。

足の裏に靴下を乗せながら体を回転させたり

手のひらにものを乗せながら落とさないように耳の高さや腰の高さで腕を捻る動き

手や足のMP関節と呼ばれるコブシ部分の動きを滑らかにする方法など、多彩なアプローチを実践。

その後、身体の動きを確認し、その違いに驚く彼女達。

変化を楽しんだあとは、美香さんのヨガを体験し、サバーサナまで行いました。

本来だと、なかなか自分のサポートしているチームに他のトレーナーさんを呼んできてセッションをしてもらうということは難しいのかもしれません。

でも、私はこの今回のセッションを通じて、彼女達にとって夏合宿含めてコンディションを意識しながら日々を送るひとつのヒントになったと確信しました。

ヨガというものに触れたこともそうですし、女性トレーナーでもある美香さんと話をする機会を作れたこともとても重要なことです。

自分自身にとってベストな選択が出来るようにサポートすること。
それが高野がトレーナーとして大切にしていることです。

今回の提案を快く引き受けて頂いた美香さん、本当にありがとうございます。

高野の提案を凄くワクワクしながら楽しみにしてくれた東京大学女子ラクロス部の皆、セッションが終わったあとのみんなの笑顔が本当に嬉しかったです。ありがとう。

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