意識の動き

生きるために働くのか、志のために働くのか。個人も会社も同じ。ただ、なるべく先の方を見たほうがいいと自分は感じます。遠い昔、自動車学校の講師が言っていました。遠くを見ろ。そうすれば、自然と車はその方向に向かっていく、と。

目の前のKPIを積み上げることと、その先にあるミッション・ビジョンを見つめること。常に同じ方向を向いていることを確認しつつ、両方に意識をもつ。両方同時には実際には難しい。だから、振り子のように、行ったり来たりする。

具体と抽象、現在と未来、定量と定性、理論と実践。トレーニングに増量期と減量期があるように、常に行ったり来たりしながら、最高の場所を見つけては通り過ぎ、見つけては通りすぎを繰り返すしかないのかもしれません。

経営は、抽象・未来・定性・理論の世界の担当者と、具体・現在・定量・実践の世界の担当者に分かれてはならず、全員が両方を意識しないといけないのではないか。手の動かし方や意見、そのときどちらの世界に傾倒しているのかは違っていても、意識は思考回路は共通である必要がある。

など、いま自分は抽象の世界にいます。

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