見出し画像

アラサー、日曜日に泥団子をつくれる友がいる幸せについて考える。

こんばんは!
元小学校の教員で、また5年後に教員に戻るまで「呑んで、寝ろ。」というイベントスペースの運営やライターなど色んな仕事にチャレンジして人間修行中のタカノトモコです。

タイトルにあるように、この日曜日に泥団子をつくりました。
28歳の女、2名で。
大人の今もまだ友だちと泥団子つくれるって幸せやん」って思ったので、この幸せについてもうちょっと考えてみようということで記事を書いています。今回はエッセイっぽい内容になっています。


泥団子。
ピッカピカの泥団子。
作ったことはありますか??

私の子どものころの記憶にある泥団子はボロボロ。

ピカピカの泥団子を作れたことなんてなかった。

そんなタカノトモコの心のどこかにあった想い。

「ピッカピカの泥団子をつくってみたい。」

それを思い出したのは「トモコっち、泥団子つくりたくない?」のお誘いからでした。

「トモコっち、泥団子つくりたくない?」
そう目を輝かせて聞いてきたのは、隣に住んでいるホリさん。

同い年で、仕事できる系の女で、料理上手。

大変しっかりものです。

だから彼女の「泥団子つくろうや。」も大真面目なお誘いなんです。

オモシロイ。
つくりたい。
ピカピカの泥団子への憧れがあったことを思い出しました。

ということで、28歳アラサー女2人で泥団子を真剣につくる会が日曜日に開かれました。

ウキウキでキットを買いました。

作る前にはホワイトボードでめあてと注意事項の確認をしました。
これ、大事。

特に「子どもの頃の夢を叶える。
これは、ホント大事。

付属の砂に水を入れてこねる。

やる気、元気いっぱいのホリさん。
「私ら大人やから、水もちょっとええやつ使えるで。」と。
浄水をご使用されていました。
好きです。

こねる。こねる。こねる。
土を触るって、いい。
心地が良い。

こねた土を丸めます。

もうこの段階で小学生の私を超えました。
キット、すごい。

さら砂をまぶして、さらに丸めます。

ええ感じです。

「めちゃくちゃ可愛くなってきた!」
アラサー、2名、日曜日の午後に、泥団子を愛でてました。

愛おしく思うあまり、偶然にも泥団子を持つ手がハートに。

30分ほど乾燥させたあと、つるつるの下敷きの上で転がします。

ひたすら、ころころ。
そして、できたのがこちら。

ピカピカです。
いいやん、ピカピカ泥団子。
いいやん、泥団子を一緒につくれる友だちがいるって。

隣にホリさんが住んでなかったら、
ホリさんと友だちになっていなかったら、
ホリさんが「泥団子つくりたくない?」って言い出さなかったら、
私はきっと、泥団子をピカピカにすることがない人生だったと思うのです。

大袈裟です。
だけども、きっとそう。

だって、「泥団子をピカピカにしてみたい」っていう憧れがあったことも忘れちゃっていたのだから。

忘れちゃった憧れ、
忘れちゃった夢、
泥団子以外にもいっぱいあるのでしょう。

そして、
本当は忘れていないけれど「もう大人なんだから」で忘れようとしている夢もいっぱいあるのでしょう。

「もう大人なんだから。」
そんな言葉を、壁を、乗り越えたのは、
一緒にワクワクできる友だちがいたから。
泥団子にワクワクできる心をもった友だちがいたから。

「よし、1人で今度の休みは泥団子つくるぞー。」なんて思わないもの。

今、「幸せな生き方」はたくさんある。

”大人になっても友だちと泥団子をつくって遊べる。”

これも幸せな生き方の1つだと思いました。

ホリさん、ありがとう。

最後まで読んでくれた、あなたにもありがとう。

泥団子をつくりたいときはぜひ連絡してください。
一緒に泥団子をつくって遊びましょう。
”大人になっても友だちと泥団子をつくって遊べる。”を共にしましょう。

タカノトモコ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?