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利益率が大幅改善した東京スカイツリー

11月2日に東武鉄道の決算が発表となりました。
日本を代表する人気観光施設のひとつである東京スカイツリーは東武鉄道グループです。
東武鉄道の決算資料に東京スカイツリーの業績についても記載あるので東京スカイツリーに関する情報をまとめました

来場者数は計画を3割超上回る 221万人の来場

2023年4月から10月までの半年間の実績は計画を33%上回る221万人となりました。
既に昨年度の来場者数の7割以上が半年で来場しており、単純計算では通期はコロナ前の360万人をおそらく1割以上超えそうなペースでの来場者数の推移となっています。


売上高と利益:利益は既に昨年水準に

売上高と利益も順調に回復。
特に利益については2019年通年レベルに達しており利益率も2019年の28%から46%と大幅に上昇
平日と週末で異なる料金体系や当日券の方が高く、近隣施設券のセット販売などレベニューマネジメントの導入が収益性が大幅に向上に寄与している可能性がある

今年度は2019年を大幅に上回る来場者見込み

本格的にコロナ禍を脱した1年目の今年度の来場者数は2019年を上回る416万人を予想している。
中国人旅行者が戻りはじめた時期があまり今年度は含まれていないことを加味すると春節がある下半期とすべてのインバウンドが再開して以来初となる2024年度はさらに大幅に来場者が伸びる可能性があるのではないでしょうか


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