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【大興奮】「ハーベストの丘」は、めっちゃええとこ。

先日、動物が苦手だと言う妻が珍しく「行きたい」と言うので、堺市南区にある「ハーベストの丘」へ行ってきた。
牛や馬や羊などの動物のふれあいや、陶芸などのクラフト体験、パン作りなどもできる。
 
様々なアクティビティがあるのだが、面白いのがゴーカート。
何が面白いって、コースの勾配が激しい!
「どうしてこんなところにコースを作った!?」と言いたくなるような斜面にコースが設置されていて、高低差は日本一!全長なんと850m!

スタートしてすぐに下り坂!アクセルをほとんど踏まなくてもぐんぐん加速する。妻が隣で動画を撮影していて「何か一言!」と無茶ぶりするので
「安全運転!」と答えたら「どこがやねん!」と返された。
そして、ヘアピンカーブをくり返しながらスピードに乗って下って行き、
ラストは上り坂!アクセルベタ踏みでエンジン音を響かせながら上がっていくのは気持ち良い!

そして、もう1つ是非ともやっていただきたいのが「アーチェリー」。
顔に弦がつくまで引っ張らないといけないのだが、かなり力が必要だ。
オリンピックのアーチェリーを見ていると、鼻・唇・アゴの3点に弦が触れるように固定している。しかし、これがもう難しくてできない!
さらに狙いが定まらない。所謂「サイト」がついていない弓だったので、どう狙って良いのかさえ分からないのである。
「両目をあけて右目でねらえ!」とか言われても、非常に難しい。
そして矢を放つときに、どうしてもぶれる。的の中におさまれば良い方だ。ふと隣に目をやると妻が射った矢が建物の梁に刺さりまくっていて、三船敏郎の主演映画「蜘蛛巢城」のクライマックスシーンを思い出してしまった。
10本射るだけで腕がパンパンである。

映画『ベイブ』の世界が広がっている。ここが堺市内だなんて信じられない。

 動物たちとの触れ合いコーナーに移動すると、羊や馬や牛がいる。
エサやり体験ができるので、羊にエサをやることにした。

飼育員さんからの「おねがい」に考えさせられる。

そこに飼育員さんからのお願いが掲示されていた。
「コイツ、オマエ、くさい かわいそう エサもらってへんのちゃう? アホちゃう?飼育員は地獄耳です。お客様の発言はだいたい聴こえています。動物に対してこのような言葉を発せられますと飼育員は大変傷つきます。365日、どんな日も愛情を持ってお世話をしています。優しい言葉で接してあげて下さい。」

ついつい、動物は言葉が分からないと思って、何も考えずに思ったことを口にしがちだが、それは飼育員さんを傷つける言葉でもある。
私は、基本的に動物には「かわいい!かわいい!」しか言わないので大丈夫なのだが、動物をかわいがることは飼育員さんへ敬意を示すことでもあるのだと改めて感じた。

動物は苦手だという妻が、珍しく帰りに「エサあげたヤギさん可愛かったね」と言う。

言いにくいんやけど、羊やで? 

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