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民族ハッピー組「望月琉叶卒業コンサート @ 吉祥寺SHUFFLE

アイドル、演歌歌手、グラビアアイドルという三足のわらじをはく望月琉叶が所属していたアイドルグループ“民族ハッピー組”を卒業した。
去年のレコード大賞の新人賞に入ったことで演歌・歌謡曲の世界での注目度も増しているし、最近は、ボカロ系楽曲の歌い手としての活動も始めたので四足のわらじになりつつあった。
演歌歌手、グラビアアイドル、ボカロ系の歌い手の仕事はソロだから個人で調整できるけれど、グループ活動とのスケジュール調整は難しいからね…。なので、卒業すると発表されても驚きはなかった。
所属事務所はそのままということだから他のメンバーや運営との関係が悪化したというわけでないのは明白だしね。

まぁ、あえて言えば、ジェネシスとかイン・シンクみたいな感じかな。
ジェネシスはマイク・ラザフォードも別プロジェクト、マイク・アンド・ザ・メカニックスでヒット曲を放っていたけれど、ソロ・アーティスト、プロデューサー、さらには俳優として精力的に活動していたフィル・コリンズに比べると印象が薄いのが現実で、結局、フィルは90年代半ばにジェネシスを脱退してしまった(その後、復帰している)。

また、イン・シンクもJCがソロでヒット曲を放ったり、ランスが俳優として活動したりもしたけれど、ジャスティン・ティンバーレイクがソロ・アーティストとしてマイケル・ジャクソンと比較されるほどの大成功を収めてしまい、結局、グループは活動休止となった。

民族ハッピー組だって、馬渕恭子が女優として活動したり、小泉里紗が野球絡みの仕事で注目されたりしているけれど、るかちは演歌・グラビア・ボカロと多彩なソロ活動を行いレコード大賞の新人賞にまで入ってしまい、圧倒的に他のメンバーより、というかグループより知名度が上がってしまった。


ソロ活動を行うメンバーが複数いても、特定のメンバーの活躍がずば抜けていると、結局、そのメンバーが抜けるかグループが活動休止するかしかなくなるってことなんだろうね。

仕方ないと言えば仕方ないんだけれどね。


そんなわけで、るかちの卒業コンサートに足を運んでみた。民族ハッピー組のホームタウンとも言えるライブハウス、吉祥寺SHUFFLEに足を運んだのは初めてなので正直なところルールが全然分からない…。なので開場時間からしばらくは居場所を探して放浪していた…。

ライブはオープニングアクトとして登場したEGR{えぐる}のパフォーマンスでスタートした(えぐるを見たの初めてだ)。

その後、るかちの残念美人なところ(ちょっと天然な発言など)全開の民族ハッピー組のステージとなった。まぁ、前身の演歌女子ルピナス組時代から推している人にはたまらないセトリだったのではないかと思う。

基本的に民族ハッピー組って下世話なイメージがあり(所属事務所社長の守銭奴的な売り方のせいかな)、実際、“チョメリズム”なんて下品な曲もあるんだけど、その一方で、オタクのコールやMIXなんて邪魔だよと思うくらい、結構オシャレな曲もあるんだよね。そのギャップが面白いんだけれど、この卒コンはそうした民族ハッピー組の両サイドを味わえるものだったと思う。

それにしても、るかちのDJ設定って謎だよね。別に皿を回しているわけでもないからね。まぁ、場を盛り上げるのがDJだという定義なら間違いではないと思うが。


とりあえず、メンバー全員の表情をじっくり見ることができて満足できたライブだった。やっぱり、るかちは可愛いよ!

そういえば、かぐやって、るかちより先に脱退していたのか…。1回も生で見ることができなかったな…。

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