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予想通り失敗したミルハニ

まぁ、多少なりとも音楽に関する知識のある人で、なおかつ、半地下・地下アイドルの世界を多少は知っている人ならmilk&honeyがうまく行くとは誰も思っていなかったのでは?

ミルハニのプロデューサーだった岡本真夜と所属事務所のハップレコーズなんて、どう考えても水と油だからね。

前者は“TOMORROW”などの国民的名曲で知られるシンガーソングライター、後者は民族ハッピー組など下世話で守銭奴主義な売り方で知られるアイドル事務所だしね。

何しろ、ハップの現場っていわゆるチェキスタがいないんだよね。チェキ列に並んでいるオタクもしくは通りかかったオタクに撮らせるのがデフォルトで、それすらいない時はメンバーもしくは金を払ったオタク本人が自撮りするというシステム。
しかも、チェキ券というものもなくメンバーに直接、現金を渡すというシステム。要はチェキスタの人件費やチェキ券を作る費用も勿体ないと考えているということ。

事実上ミルハニの前身だった民族ハッピー組はあまり対バンライブやフェスに出ることがなく、本拠地としているライブハウスで行う事務所主催の定期公演がライブ活動の中心だった。それはおそらく、対バンやフェスに出て余計な経費を使いたくないということだったのではないかと思う。

また、指チューチェキやLINE交換で話題になった9時間1500円ほどではないものの、オフ会などファンとの接触系イベントも頻繁に開催し“繋がれる”アイドルアピールをしていたし、過酷な登山や長距離移動をメンバーにさせてその様子を配信で話題にさせるという下世話な手段もよく使っていた。

こうした言い方は悪いが下品なイメージのあるグループを前身とするミルハニが岡本真夜と合うワケがないんだよね。

衣装を清楚風にして岡本真夜というブランドをまとってもハップ所属のままだから本質は変わらないからね。

9時間1500円が指チューチェキ=水商売・風俗とみなされているため、対バンなどで共演することに嫌悪感を抱く他のアイドルやそのファンの目を欺こうと一部メンバーを変えて&DreaMy名義での活動を中心にするように最近はなっているが、この名義の時は指チューをやらないだけで、結局、対バン会場の外ではオフ会、しかも、ファンに飲食費を出させることを前提としたような水商売的な接触イベントをやっている。なので、そのグループの本質ってそう簡単には変わらないんだよね。

民ハピだってそうだ。最初は一部メンバーがミルハニと兼任という形を取っていたが、結局、民ハピを事実上の解散としてミルハニに一本化した。それは、おそらく民ハピの下世話な印象を岡本真夜というブランドイメージで消そうという作戦だったのだろう。

でも、そうそうメンバーにしろ運営にしろ、長年しみついたやり方を変えることはできない。オタクだってそう。
結成当初は12人だったミルハニが現在は半分の6人になってしまったことには呆れてしまうが、その6人のうち4人が元民ハピ。逆に辞めた6人のうち元民ハピは1人しかおらず、しかも、そのメンバーは民ハピ加入が最も遅かったという現実を見れば、今回の問題の本質は結局、民ハピから抜け出せないやり方にあるんだと思う。

おそらく、プロデューサーの座から降りることになった岡本真夜にしろ、辞めたメンバーにしろ、不満を抱いた原因はそれだっだのだろう。

中心人物になると思われたメンバー、三好夢摘がとっとと辞めてしまったのもそうだろう。

辞めた6人のうち元民ハピはたったの1人しかいないのに、残った6人の方には4人も元民ハピがいる。これがこの問題の本質を物語っていると思う。やっぱり、民ハピの下世話路線が岡本真夜や彼女の下でアイドルをやりたいというメンバー、そして、彼女経由で入ってきたファンには受け入れ難いんだよ。

だいたい、岡本真夜の名曲のカバーに無理矢理、MIXをぶち込んでくるような人たちがコアなミルハニのファンをやっているんだから一般に広がるわけないんだよね。しかも、これに対して疑問を呈したら、それはメンバー側が求めたものだとファンに反論されたからね。

また、今回2人のメンバーがルール違反という名目で脱退させられたけれど、その理由が明かされていないのも中途半端だ。こんなの余計な詮索されるだけだしね。一般社会で使われる曖昧な一身上の都合とでもしておいた方がまだマシ。
しかも、ミルハニを強制脱退させておきながら、事務所との契約は解除しないのも意味不明。普通、不祥事を起こしてグループを抜ける場合って、事務所を抜けるのもセットだと思うんだけれどね。となると、ハップ的にはOKだけれど、岡本真夜的にはNGって理由なんだろうね。下世話な案件しか思い浮かばないな…。

そもそも、ミルハニをプロデュースするにあたって岡本真夜がハップに業務委託という形で所属していたが、この形態も民ハピ流のやり方を変えられなかった要因ではないかと思う。民ハピにしろ、ミルハニにしろメジャーレーベルからCDを出しているとはいえ、外仕事が少ないから、基本は地下アイドルだと思う。
地下アイドルというのは、物販でのチェキやオフ会などの接触イベントによる収入で生計を立てている。おそらく、岡本真夜がノーギャラで仕事をするとは思えないので、彼女のギャラを捻出するには、民ハピの時以上に接触系イベントや課金イベントをこなさくなてはならない。だから、民ハピ流の下世話路線をやめられなかったというのもあるのではないか?

しかし、彼女としてはそういう下品なものはして欲しくないと思っている。チェキはともかく、オフ会やチャレンジ系の配信イベントなんてアーティストのやるものではないと思っているのでは?

一方、運営サイドは、彼女が全面的にタッチするとそういう集金システムが機能しなくなる。だから、曲作り以外の面での関与をほとんどさせなかったのだろう。

まぁ、きちんと話し合いをせずにプロジェクトをスタートさせてしまったハップにも岡本真夜にも問題はあると思うが。

というか、岡本真夜の名前を使えば、普段、民ハピを取り上げてくれないスポーツ紙やワイドショーも扱ってくれるし、民ハピの下世話イメージも薄れるし、新規ファンもついてくれるという算段がハップ側にはあったんだろうね。

でも、岡本真夜や民ハピを経ずに加入したメンバー、ミルハニになってから追うようになったドルオタ、岡本真夜ファンからすると民ハピ流が想像以上に残されていたため違和感しかなかったということなのかな。

岡本真夜はプロデューサーを辞めるにあたってミルハニの名前をそのまま使うなと言っていたし、現在残っているメンバーのほとんどは元民ハピだから民ハピ復活でもすればいいのでは?それだと、ハップを抜けてしまった民ハピの年長メンバーがかわいそうという声もあるだろうが、そもそも、この民ハピなんて、ころころ、メンバーが変わるんだし、それでいいのではと思ったりもした。


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