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TOKYO IDOL FESTIVAL 2023 supported by にしたんクリニック 08.05 sat

バカの一つ覚えみたいに、最近のTIFはつまらないと声高に叫ぶオタクやアイドル運営が多い。
でも、彼等の主張をよく見聞きしていると、結局、地下アイドル現場のルールが通用しなくなったから文句を言っているだけなんだよね。

今年は声出しどころかコロナ前から禁止されていたジャンプすら解禁されているわけだし、マスク着用だって任意になっている。かなり、譲歩されていると思うんだけれどね。

そりゃ、空いていることが多い地下現場と異なり、TIFは秋元系やハロプロ、スタダといった天空アイドルも出てくるから、推しメンのここぞというパートで後方から前方にせり出してくることはできないし、知り合いの鑑賞スペースをキープしたり、最前管理したりというのは迷惑行為になる。

それから、地上アイドルも呼ぶから当然金がかかるわけでチケット代も地下・半地下の対バンよりは高額だ。なので、無銭エリアが限定的なのは当たり前だ。でも、TIFがつまらないとほざく連中は何かにつけて、無銭エリアが減ったと文句を言っているんだよね。

結局、TIFの運営や仕切りの悪さに対する批判でなく、単にTIFがつまらないと言っている連中は自分の思うようにならないからブーブー言っているだけ。こういう連中の声は無視していいと思う。



そんなわけで、2日目は以下のようなスケジュールとなった。

まずは、SMILE GARDENから。やっぱり、一番、TIFらしいステージってここだと思う。周囲を壁で囲まれ無銭では見ることができなくなったことで、文句を言っているオタクがいるが、TIF運営に文句を言う資格があるのはチケットを購入した者だけだ!買っていない奴はガタガタ言うなって思う。

⚫︎ラジオ体操
虹のコンキスタドール、SW!CH、Luce Twinkle Wink☆、九州女子翼のメンバーが登場。

TIFのラジオ体操に参戦するのは4年ぶり=コロナ前以来。意外とラジオ体操第一の振り付けを覚えていた。そして、イントロ?部分でMIXを入れるオタクに笑ってしまった。

引き続き、SMILE GARDENでラジオ体操にも登場した2組のライブを鑑賞。

⚫︎虹のコンキスタドール
彼女たちの“トライアングル・ドリーマー”を聞くと、アイドルフェスに来たという気分が一気に高まる。やっぱり、こういうフェスに来る人間のほとんどが知っているような楽曲を持っているアイドルは強いよね。
そういえば、最近の彼女たちって新曲は配信とかミュージックカードばかりでCDを出さなくなったよね。

⚫︎Luce Twinkle Wink☆
何度も見ているし、CDも何枚も持っているのに、なかなか、メンバーの名前を覚えられていないのは何故?

ここで、HEAT GARAGE(Zepp DiverCity)に移動。

⚫︎ナナランド
アニメタイアップ曲ということでドラマチックな内容になっているというのも関係しているとは思うが、今年リリースされた“七色の絵の具で”は本当、名曲だと思う。これを聞きたいがために彼女たちのステージを見に行ったようなものだしね。



そして、物販などを行うGREETING AREAに移動。TIF参戦は今年で10年目、オンライン開催となった2020年を除くと9回目となるが、フェス内イベントの「TOKYO GRAVURE IDOL FESTIVAL 」に参加したのは今回が初めてだ。



参戦した理由は、定期的にライブに通っている思い出とプレゼントと同じ事務所の先輩グループ・蛍のメンバーで思プレのメンバー・かえちゃんとはかつてRAISEというグループで一緒に活動していた竹原りりこが参加しているからだ。まさか、スク水姿で登場するとは思わなかった…。



この後、今年のメインステージである屋外特設ステージのHOT STAGEに移動。

何故、2017年までは屋外特設ステージをメインステージにしていたのだろうか?屋外だからクソ暑いし、いわゆる人気アイドルを炎天下にさらすのは失礼だったのではと思っていた。
実際、屋外特設ステージが設けられなかった2018年から22年までの期間、Zeppをメインステージにしていたのは人気アイドルを熱中症にさせてはいけないという配慮もあったように見えたしね。

デビュー年や翌年くらいまでは屋外でも、その後はZeppになっていたアイドルが多かったことからもそれは間違いないと思う。



でも、今年はかつてのように屋外特設ステージがメインステージとなった。

そして、そのステージを見て、屋外特設ステージがメインステージである理由に納得した。

ステージ部分と客席前方にはしっかりした屋根がついていたんだね。言われてみれば、2017年までのメインステージもそうだった。

つまり、演者や前方エリア優先入場の高額チケットを購入した者、席取り合戦に勝利した猛者、そうした人たちは、日差しをある程度遮断してくれるエリアでパフォーマンスしたり、見たりできるというわけだ。

そんな復活した屋外特設ステージであるHOT STAGEでは、まず、以下のアイドルを見た。

⚫︎SKE48
松井Jもだーすーもみなるんもいない。要は世間的に知られているメンバーがいない状態だし、気付けば、自分も推しメンが誰もいないけれど、これまでの蓄積のおかげで、こうしたフェスでは客席をわかせられるって感じかな。
“ごめんね、SUMMER”、“パレオはエメラルド”、“アイシテラブル!”、“意外にマンゴー”といった夏曲の神曲がいくつもあるから、こういう夏フェスを盛り上げられるんだよね。
あと、小室哲哉パロディのネタ曲に思われていた“絶対インスピレーション”もこういうフェスでは盛り上がる曲だと思う。
ところで、AKBグループのライブといえば、ワンハーフ歌唱になることが多いけれど、今回は冒頭2曲ではそのパターンにはしていなかった。もしかすると、AKBグループの鉄板路線みたいのをやめて新規ファンを獲得しようと試しているのだろうか?



ここで再びZeppに戻った。暑くてたまらないから、ちょっと室内で涼みたいというのもあったしね。

⚫︎群青の世界
ちょっと前のアイドル界隈で流行った楽曲系アイドルって感じの良曲が多いグループだと思った。
というか、やけに中国人オタクが多かった。TIFに限らずオタク現場に完全に彼等が戻って来ているって感じがする。ジャンプもしまくりだったし、かなり熱い中国人オタがいた。

そして再びHOT STAGEに戻った。



⚫︎わーすた
久しぶりに見た。まぁ、ドルオタならよく知らなくても何となく盛り上がれる曲が多いからこういうフェスには必要不可欠な存在だよね。



⚫︎FRUITS ZIPPER
明らかにふるっぱーのファンって、世間一般的なドルオタとは客層が違うと思う。
いわゆる最前管理とは異なる、邦楽フェスでよく見かけるような座席確保の仕方をしているファンが多い。要は目当てのアーティストの何組も前から前方エリアに居座っているってやつ。多分、ドルオタよりも邦ロックファンの方に気質が近いのでは?
それから、何と言ってもファンの平均年齢が若いし、女オタも多い。30代以上なんて男女問わずほとんどいない。

多分、イコノイジョイの運営はこういうファン層にしたいと思っているのではないかと思う。イコノイジョイのライブチケットが中高年にはなかなか当たりにくくなっている。当選してもクソ席ばかりというのは、若者だらけの客席を作りたいからであることは間違いない。
でも、完全にそうすることはできない。何故なら、イコノイジョイのプロデューサー・指原莉乃はアイドル時代、中高年のファンに支持されていたからだ。AKB48やHKT48経由でイコノイジョイに流れてきた中高年オタクを完全に排除すると、これまでの恩を仇でかえすのかと批判されてしまう。だから、中高年ファンをカメコ席に配置して、君たちのおかげでバズっているんだよなどとおだてているんだと思う。実際は入場料を取られているのに、広報カメラマンとしてタダ働きさせられているだけなのにね。

まぁ、ふるっぱーほど極端ではないが、高嶺のなでしこや、#ババババンビ、超ときめき♡宣伝部あたりのファンにも近いものがあるので、おそらく、5年後なのか10年後なのかは分からないが、ふるっぱーのファンみたいな人たちが、ドルオタのコア層になっている気がする。

一時期は高齢化が心配されていたアニソン・声優系ライブの現場は今では完全にU-30の観客中心になっているので、アイドル系もそうなっていくのではないかと思う。

ところで、代表曲“わたしの一番かわいいところ”の“かわいい”を連呼している所を聞くと、どうしてもオリラジ藤森を思い浮かべてしまうのだが、どうにかならないだろうか。

これを見た後、再び、GREETING AREAに。
「TOKYO IDOL縁日」に参加するためだ。TIFで物販に参加したのはこれが初めてだ。

参加した理由は思い出とプレゼントが縁日コーナーに登場したからだ。
というか、メンバーのかえちゃんを会場で見たいという思いがあったからだ。

自分が彼女の存在を初めて認識したのは2年前のTIFの時だ。その時、かえちゃんはRAISEというグループのメンバーだった。

TIFの会期中に、地下アイドルや地上・地下問わずデビュー間もないアイドルなどが会場周辺でフライヤー配りをするのは風物詩と言ってもいい風景となっている。

そんなフライヤー配布で顧客獲得を狙う新人地下アイドルの1人として会場周辺にいた彼女は自分に声をかけてきた。

そこで自分は一目惚れ的な感じで彼女に興味を持ち、RAISEのライブを見に行くようになった。

ところが、自分がRAISEを知って1ヵ月も経たないうちにグループは活動休止となってしまった。

それから、数ヵ月経ち、今度はスタガロというグループに加入した。しかし、彼女は数ヵ月でこのグループを卒業してしまった。

その後しばらく音信不通状態だったが、去年11月、突如として、RAISEの一夜限りの再結成ライブが行われた。
そして、それから数週間後、彼女は思い出とプレゼントに加入した。

思プレのメンバーになってからの彼女は順風満帆と言っていいと思う。

今年4月には初のワンマンライブを開催。7月には初のCDをリリースした。

いずれも、彼女のこれまでのキャリアでは初の経験だ。

そして、ライブパフォーマンスはできなかったものの、物販コーナー担当として、つまり、演者の1人として遂にTIFの会場に登場することになった。TIF会場でビラ配りをしていた新人アイドルが約2年経って、そのTIFで物販をやっている。しかも、その時、ビラを受け取った人間(自分)が客として物販にやって来ている。こんなエモい展開ないでしょ!

来年は物販だけでなく、是非、ライブもやって欲しいなと思う!

アイドルのビラ配りなんて意味ないなんて豪語する連中もいるが、こういうケースを聞けば、そんなことはないと思ってもらえるのでは?


ちなみに思プレの他のメンバーでは未夢ちゃんともこの日、縁日を楽しんだ。
誕生日を祝ってもらってしまい、感謝でいっぱいだ。アイドルに誕生日を祝ってもらったのは初めてかも知れない。
そして、今まで触れてこなかった彼女の前世(所属グループ)の話について、彼女から話してきた。まぁ、彼女は自分が前世に所属していたグループのライブに最近ちょくちょく行っていることを知っているから、そりゃ、彼女の前世を知っているか否かってのは気になるよね。
記憶が正しければ、1回だけ前世の時のライブを見ているはずなんだよね。というか、その当時のグループのSNSを検索したら彼女が出てきたから間違いない。


《追記》
そういえば、去年までTIFの先行販売チケットって楽天だったのに今年はイープラスなのか…。イコラブの座席配置トラブルなどで楽天のイメージって悪くなっているから、信頼なくしておろされたのかな?

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