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かぐや様は告らせたい-ファーストキッスは終わらない-

「かぐや様は告らせたい」は声がガラガラなせいで何をやってもクソ演技にしか見えない平野紫耀と橋本環奈による実写版映画2本は見たが、3期放送されたテレビアニメ版は全く見たことがないし、原作コミックも読んでいない。

本作は3期の続きを描いたアニメをテレビ放送に先駆けて劇場公開したものとなっている。要はイベント上映だ。しかし、劇場公開された作品はどんなものでも映画だと思っている自分は、テレビアニメを見ていないけれど本作をアニメ映画として見ることにした。


テレビアニメ版を見たこともないし、原作コミックも読んだことがなかったので、これまで実写映画版のイメージでしか、「かぐや様は告らせたい」というコンテンツを捉えていなかったが、本作を見てイメージがガラッと変わってしまった。

実写版にも下ネタはあったけれど、アニメ版はもっと直接的に下ネタを描いていて、台詞の中で何度もセッ○スという言葉が出てきたことに驚いた。また、ヒロイン・かぐやのイメージというか性格も実写版でハシカンが演じたものとは別モノだった。よく考えたら、実写版でハシカンが演じたかぐやって福田雄一作品のキャラみたいだったしね。
実写版は、ジャニーズの平野や元アイドルのハシカンのファンが見ても耐えられるようにマイルドに抑えていたということなのかな?


作品自体は、テレビシリーズ4話分を繋げただけという感じだった。
アバン的な部分の12月20日の話と21日が1話で、22日が2話、23日が3話、24日と後日談が4話って感じなのかな。

アイキャッチ的なものも入っていたから、テレビ放送用に作ったものをほぼそのまま流したって感じなのかな。とりあえず一本化したものから、毎回入るオープニングやエンディングを1回に集約し、前回までの繰り返し的なアバン部分をカットしたら、こんなものかなという気もするしね。


ただ、全体としてはツッコミどころだらけだった。

クリスマスイブまであと3日とナレーションで言っているのに、画面には12月20日という文字がデカデカと出ているしね。

それから、17歳で子どもができたという医師が登場し、この医師が子どもも17歳で子持ちになり、孫が17歳になったと語っていたが、どう見てもこの医師、60歳前後なんだよね。まぁ、17歳になった孫というのが必ずしも最初の子どもの子どもでなく、場合によっては、子どもも孫も複数いるのかも知れないが、ほんの一瞬のギャグのためにつじつまの合わない設定を入れるのはどうかと思うかな。

そういえば、福原遥ってやっぱり、実写仕事より声優仕事の方が合うんじゃないかなって気がする。朝ドラ「舞いあがれ!」を見ても、そんなに演技がうまいようには見えないしね。

それから、麻倉ももの声を映画館で聞いたの久しぶりだ。自分が見た作品だと、「ハイスクール・フリート」以来かな?本当、声優仕事が少ないよね…。同じTrySailでも雨宮天は出演作が多いのにね。声優仕事は少なくても、夏川椎菜みたいに舞台仕事をしているわけでもないしね。こういうのが典型的なアイドル声優って感じなのかな?まぁ、アイドル的活動をしている声優では一番好きだけれどね。可愛いし。


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