絵には思い出がいっぱい詰まっている - 旅行の景色をアートに残す
こんにちは、ペン画家のMiuraです。
2月初旬に義両親の古希祝いで気仙沼に一泊してきました。
ホテルに直行するのでは物足りないと、子供たちを連れて岩井崎という場所をインスタのフォロワーさんで気仙沼出身の方に教えていただきシーグラスを探しに行ってきました。
1.気仙沼・岩井崎へ
三陸沿岸道路を通って大谷海岸ICでおりて気仙沼市内に向かう途中で立ち寄りました。ビーチコーミングするにはすごくいい場所で、たくさんシーグラスが見つかるとのこと。
子供たちは到着するなり海岸に向かってまっしぐら。普段住んでいる場所は内陸の方なので、海が見えると突っ込んでいく。ただ、今回はホテルチェックインまで時間があるので濡れるとこまることと、貝殻やシーグラスを探そうね、と諭して落ち着かせました。
ウミユリなんかの化石がたくさん見れて、私も大満足!
こんな感じのビーチで、干潮時ならたくさんのシーグラスが見つかると思います。
2.旅行の思い出を絵に残す
子供たちと一緒にいるとスケッチができないので、旅行から帰ってから撮影した動画を見て岩井崎の波打ち際の様子をペン画で描き残しました。
下のInstagramのリンクから短い動画がご覧いただけますので、是非見ていただけると嬉しいです。
今回のペン画のポイントは「岩」と「波」の表現です。
iPadで見ながら下書きした線を頼りにペン入れをしていきます。使っている画材は「SAKURA PIGMA 0.05, 0.1, 0.2」の3種類の太さのペンです。
岩肌の表現はクロスハッチングで線の方向をランダムに描き加えながら、ごつごつした質感が出るように、かなり描きこむ場所を小さくずらして強弱をつけています。
岩肌よりも難しかったのが、波が押し寄せてきて白波が立っているところ。
一番明るい白波の部分は紙の白さを残しているのですが、ただそれだけだと白波が立っていたり泡立ってる若干の盛り上がりのようなものが見せられないので、線の「始点」を二度書きして若干濃くすることで少し立体感を出しています。 この部分の製作工程は、近日中にInstagramで動画にするので是非気になる方はフォローしてくださいね!
岩が削れて狭くなっているところに波が入り込んで渦巻いているところは、もう少しうまく描けたんじゃないかなと今後の海のスケッチの時に改善点として覚えておきたいです。
絵の完成形は、ほんの数秒ですが前の方で貼ったインスタのリンクからご覧いただけます。(↓も同じ動画ですので良ければこちらから)
ペン画の表現は細かい描きこみを重ねることで、意外と複雑な波や岩肌なんかも表現できてしまいます(上手く表現できているかの判断はお任せいたします(´-ω-`))
ただ、実際に描いてみて思ったのは岩はまだいいものの、常に動き続ける波をスケッチで描くには難しすぎるので、今回のように動画で撮影して波の形が好みの時に一時停止してスケッチするのが効率が良いし描きやすいと分かりました。
実際に動画撮影し、何度も一時停止して波の動きを切り取ると、それはまたそれですごくいい観察になり、理解も深まりました。
普段は植物画をメインにしていますが、風景画も今後ももっと描いていきたいなと思います。
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