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稼ぐための造園技術#233

ディズニーリゾートを訪れて、世界観の作り込みがとても細かく表現されているのを感じました。

とりわけ、キャラクター表現など、ディズニーリゾートの体験価値において、造園技術が貢献している領域が大きいと感じました。

かなりの技術力のある方が、緑地管理、造園の仕込みをしているのだと思います。

先月の木下さんのライブアワー相談会でも、造園技術を生かしたマーケティングについての話題が出ておりましたが、ディズニーリゾートはかなりの金額をグリーンの景観づくりに投資していると思います。

こうした領域からも、稼ぐための造園技術の発揮場所のヒントが見えてきました。

季節の花とキャラクターによる表現

今回はドナルドダックにフォーカスを当てた期間でしたので、入口のメインエントランスでは、ドナルドダックをあしらった造園が披露されていました。

これは、メインの領域なので、かなりの作り込み具合になっていました。皆が写真撮影をするスポットですので、造作された職人さんたちもかなり緊張感を持って作られたのだと想像しました。

入口のメインエントランス
美しい造園技術

テーマごとのキャラクター造園の作り込み

また、テーマパーク内のいたるところに、こだわって造作された世界観をつくる造園技術が駆使されていました。

カフェの入口付近には、植木がドナルドダックのデザインにされており、こうした小さな工夫もファンを楽しませるようになっていました。

また、写真撮影スポットの造作もゲストの撮影をイメージして造作されており、あくまでもメインの施設が目立つように適材適所のデザインがされている印象を持ちました。

パーク内を彩る花々
キャラクターの作り込み

オリエンタルランドの造園を一手に担う会社

オリエンタルランドの稼働は年中しているため、造園作業は、夜の時間か早朝の作業になるため、難易度が高いと思いますが、このレベルを仕上げられる人は、造園技師としてどこでも働けると思います。

当然オリエンタルランドとしては自社で内製化しており、株式会社グリーンアンドアーツという会社で自社で管理しています。

ここの会社で造園技術を磨けると、どこにいっても造園の仕事で勝負していけるキャリアが積めるのではないかと思います。

採用ページでも、職人さんたちに対して、お客様からのダイレクトフィードバックが届くようで、技術者も100人が働いています。

かなりのプロ集団がテーマパーク内の造園を一手に引き受けており、ものすごい無形資産を持った会社です。

日本最強のテーマパークでこだわりの造園技術を身につけて、顧客からのフィードバックを受けまくり、職人技術を極めていき、その後独立して造園技術で勝負していくというキャリアも描けると思います。

グリーンの取り込みという視点から分析することで見えてくること

今回のディズニーリゾート訪問では、稼ぐための造園技術という視点からもパーク内の造園について見ていくようにしました。

都内の人気施設、商業施設、マンションなど、人気なエリアはかならずグリーンの取り込みをきちんとしていると感じます。

造園技術を持った方はこれからも仕事が付加価値を持って増え続けると思います。

大学のキャンパス整備の仕事のために、エリア開発における造園の視点から勉強していきたいと思います。




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