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棚卸し。気付き [12/12〜12/18の日記]

早く引越し用のダンボールを処分したいです。
それでは今週の週報。

12/12(土)

最近土曜日の記憶が曖昧。

昼間は友人と雑談。いろんなことが変わってしまった1年だったけど、良かったことのひとつは、なんてことない会話をコーヒー片手にすることが「生産性をあげること」よりはるかに大事だってことに気付けたってことかもしれない。

12/13(日)

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朝、近所の観葉植物を扱うお店が評判らしいとのことで行ってみることに。小さい扉から入れば(潜れば、という表現の方がしっくりくるくらい小さい)2階建の吹き抜けの開放感のある建物の中にビッシリと置かれた大小様々な植物が元気に迎えてくれる(植物が「元気だ」ってなんだかわかる)。

今の家にちょうど良さそうな(と言っても大きいけれど)シェフレラがあったのでそちらを購入。

僕がお世話になっている眼鏡屋さんが、はじめてポップアップショップを幡ヶ谷の「パドラーズコーヒー」で開くということで、応援がてら見学に行くことに。

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道中下北沢で「世田谷土産」を買って自転車で行った。行けば盛況で店主も少しお疲れ気味だった。それでも僕のかけている眼鏡を見ては「気になるなぁ」と言って工具を取り出し調整してくれる。こういうところがこのお店が人気の理由なんだと改めて思った。

都内を自転車で移動する気持ち良さってなんだろう。信号だって多いし細い道も多いのだけど、不思議な高揚感がある。誰か言語化してほしい。黄色に色づいた甲州街道が今日のハイライト。

夕方家に帰り、朝買ったシェフレラを迎える。店主自ら運んできてくれて、いろいろと世話の仕方を教えてくれた。環境変化ではじめは葉が落ちるけど気にしないこと、たまに風に当たらせること、葉は増えればとってあげて…知らないことばかりだ。

家に入れると存在感がすごい。「大きい植物を置くことが夢だった」とパートナーは昂っている。知らないことばかりだ。

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「困ったことがあったらいつでもお声がけください。見にもきますから」と店主。心強い。引っ越してから、自転車、コーヒー、豆腐の伝手ができて、今度は観葉植物の伝手が増えた。いい街だ。

12/14(月)

初めてのラジオ収録に。「ラジオ乗りのする声でした」という言葉をもらったので、話した内容の反省がすべて吹っ飛んだ。

今年は内側に完全に振り切った1年だったけど、以前のようにまたファシリテーター業務(今名付けた)をやってみたいなぁと思った。自分の領域外の人の話を聞く機会を作りたい。水は留まれば濁る。流していかなくては。

12/15(火)

午前に取材(される方)が一本。インタビュアーの方は、淡々とした佇まいなのだけど安心感があって気付けばたくさん話してしまっていた。不思議な引力のある方だった。

ラジオや取材、来年頭の講演を控えていて、今はここ2年くらいを絶賛棚卸し中なのだけど、これがなかなか難しい。1年前と考えていることが180度変わっていることもあり、言葉を揃えるのに骨を折っている。

最近感じることは、詰まるところオウンドメディアの「良い状態」とは、内から「届けたい」願いがあること、外から「次を見たい」と期待されること。その両方が必要で、僕らインハウスエディターは内と外に目と足を向け続けることでしかないなと。どちらかに振れることなく両方のバランスを見続けること。

オウンドは「ストーリー」だと大雑把に括って、何かしら物語を拵えようとしてしまうけど(これまでの自身も)、本来「ストーリー消費」というのはお客様自身が「語り出す」ことであるわけで。読まれるコンテンツのためのあしらいは必要だけども、そこはスキルであって、まずは前述した通り内側から「どう届いてほしいか」の願いを聞き、お客さんが語りやすいようにように「仕立てる」ことをはじめに考えることなのだと思う。

そう考えるとチーム戦でやるべきなんだとも思う。まだまだ課題は多い。

12/16(水)

ひたすら資料作り。

夜はオンライン忘年会。はじめましての方から「アンニュイな文章の人」という認識をされていたのが面白かった。

12/17(木)

ひたすら資料作り。ようやくひと段落。ひとつ肩の荷が降りた気分。

仕事の棚卸しをしていてわかったのは、僕のここ10年近い仕事内容は「隙間を埋める」ことだということ。足りていない(もったいない)ピースをしかるべき場所に埋める作業をずっとし続けている気がする。

隙間と聞くと少し寂しさが漂うけれど、今はその仕事が性に合っているような気もする。来年どう考えているかはわからないけれど。

12/18(金)

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1週間があっという間に過ぎていく。今年も残すところあと1週間。年を越せるか、正念場だ。

ありがとうございます。 サポートって言葉、良いですね。応援でもあって救済でもある。いただいたサポートは、誰かを引き立てたたり護ったりすることにつながるモノ・コトに費やしていきます。そしてまたnoteでそのことについて書いていければと。