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資産形成⑤ 複利の効果って

運用には、
・単利
・複利
があります。

今日はその違いなどについて
説明したいと思います。

単利は、
元本に対しての
利益をその都度受け取る。
というものになります。

受け取り時には、
制度などにもよりますが、
税金がその都度かかることに
なります。

一方で
複利はというと、
元本に対する利息を
都度受け取らずに、
元利合計に対して
利息がついてくることになります。

そのことから、
複利は別名
Snow ballとも言われ、
はじめは小さくても
少しずつ大きくなっていくという
構造となっています。

その複利の力の
強さをみるものとして
『72の法則』
というものがあります。

これは、
複利効果によって、
元本が2倍になるまでの
期間を計算することができるというものです。

72÷年利(%)=必要な年数
となるわけです。

例を挙げると、
年利3%であれば、
72÷3=24
つまりは、
24年で約倍になるという
ものになるわけです。

ここまで
複利のことばかりを
記載してきましたが、
単利が悪いわけではありません。

使い道、目的による、
ということです。

利息を都度受け取り、
年金の足しにしたい、
生活費の足しにしたい
というような使い方を
理想な方にとっては、
使い方として理想になります。

最後に、
単利と複利の影響を
数字を見て確認してみましょう。

・元金300万円
・年利5%
・期間20年
とします。

この場合は、
単利は
1年間の利息が15万円で
それが20年ですから
300万円を受け取り、
元本と合計して
600万円となります。

では、
これが複利だと、
どうなるかというと、
元本と合計して、
795万円と
約200万円も違いが生じてきます。

構造によって、
異なるというのは
重要なことだと
改めて感じますね。

資産形成を考えている方は複利、
生活費などのすぐに使用したい方は単利
というような使い方も
視点に入れてみるのも
良いかもしれませんね。

投資は自己責任ですので、
しっかり今後も
知識武装を
一緒に頑張っていきましょう!

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