​いつも忙しいお母さん達へ

私は、毎週1回、地元の小学校の学童保育のパートをしています。

いろいろな子供達がいます。

今日、
「この子たちの中で、
親が子供の顔を見て、
子供の話を最後まで聴いている親は一体何人いるのだろう。」
と、思いました。

私の所は18時までの預かりです。
学童に子供を預けているお母さん達は
仕事帰りに
急いで迎えに来ます。


お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんが
お母さんの代わりに迎えに来るお家もあります。

田舎なので、
3世代、4世代同居しているお家が多いです。
お父さん、お母さんと子供達だけで
暮らしているお家はごく少数です。

今月3月は、月末と年度末が重なり
定時退社できず、同居のおばあちゃんが
お迎えに来たりします。

開口一番
「先生、遅くまですみません。
うちのお母さんも
間に合わないなら、もっと早く連絡いれたらいいのに。
ギリギリにしか連絡よこさないから。」

と、子供の前で何の躊躇いもなく言っています。

頑張って、急いでくるお母さん達の中には
保育園や幼稚園の子供達を連れて
中には3人連れて
迎えにくるお母さんもいます。　

迎えに来てもなかなか帰りたがらない子もいたり
「迎え、まだかなぁ」と待っている子もいれば
「今日はギリギリのお迎えかもしれない」
と話す子もいます。


私の子供は成人しました。
当時、義理の両親と同居し
フルタイムで仕事もして
子供を学童に預けていました。

お迎えに来るお母さんを見ると
当時の自分を
思い出してしまいます。

仕事を終わらせて
あわてて迎えにいき、
「お母さん、迎えおそい〜‼️」
と言われ
自宅に到着して、荷物を置いたら
すぐ台所て夕飯の支度をはじめます。

夕飯ができるのは、19時過ぎ。
場合によっては19時半になってしまう。
19時半を過ぎると
義理の母から
「となりの家は5時半になると、ご飯ですよ。と
声を掛けられている。何でうちはこの時間にしかご飯食べられないのかしら。」

と、たいてい言われるから、
子供が話をしていても、
背中を向けたまま
夕飯の準備しながら、片手間に聞いていました。

当時の私は
子供より義理の母に嫌味を言われない様にすることだけを気にしていたのです。

もし、時間がもどせるのなら、
「ママ〜。あのね」って言ってきたら、
手を止めて、子供と目を合わせて
話を聴きたい。
「抱っこして」
ときたら、抱っこしてあげたい。

家事に追われ、義理の母に嫌味を言われることから
回避するため
子供との時間を切り捨てていました。
子供は何を考えていたんだろう。
どう感じていたんだろう。

あの時の
子供との時間を切り捨てていたことを
めちゃくちゃ後悔しています。
もう二度と帰ってきませんから。

だから今、
子育て中のお母さん達には
今の子供達との時間を
大切にしてほしいと
思います。

ご飯も手抜きしても
掃除も手抜きして2日ぐらい
掃除しなくたって
死ぬ訳じゃないし、
洗濯物だって
全てきちんと畳まなくでもいいと
今なら思います。

スマホを見ている時間があるなら
子供の目を見て
子供の話を聴き
時間を過ごす。

そのうち
時期がくると
子供は親に寄り付かなくなる😆

だからこそ
今が大事。

子供が
「お母さん」
「ママ」
って言ってきてくれる時期は
今、思えば、ほんの一瞬。

今、
子育て中のお母さん方へ
いま、すごく大変だと思う

大変だからこそ後悔しないで欲しいと思います😊