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ああ言えばこう言う人の心理と直したいときの対処法について最低限知っておくべき6つのこと

ああ言えばこう言う人の心理と直したいときの対処法


あなたの周りに「ああ言えばこう言う人」はいませんか?

こちらが何かを言っても「そうじゃない」「ああじゃない」のように延々と論説が繰り返されてしまうことになります。

彼らは、一体何故そのような無益なことに精を出してしまうのでしょうか。

この記事では、ああ言えばこう言う人の心理について解説します。

ああ言えばこう言う人の心理

1,議論が好き

ああ言えばこう言う人の中には議論が好きな人も多いものです。

議論をするということは、すなわち互いの意見をぶつけ合うことになりますので、「ああ言えばこう言う」ことがポジティブに働く面もあるでしょう。

しかし、議論の本題を反れて相手の論説の批判に終始してしまうようでは本末転倒です。

人によってはそれも「議論」という定義の範疇になるのかもしれませんが、議論の意義はテーマについて話し合って相互理解を深めたり、何かしらの問題を解決することです。

反論のための反論になってしまっては、議論を行う意味がありません。

相手を負かしたいと思っている

本能的に「相手を負かしたい」「相手に負けたくない」と思っている人はああ言えばこういう人になりやすいようです。

人間、基本的には誰かのアドバイスに耳を傾けた方が人生が捗るものですが、ああ言えばこういう人は「他人のアドバイスを受け入れたら負け」という風に考えてしまうのでしょう。

相手のアドバイスや意見を受け入れることなく、自分の意見を通すことが彼らの至上の命題になってしまっているケースも少なくありません。

ああ言えばこういう人は、「負けず嫌い」と言い換えることもできるでしょう。

そもそも議論や話し合いというのは勝ち負けではなく、相互理解を深めたり建設的な意見交換をするために行うものです。

しかし、負けず嫌いな人はそこを勝負の場と捉えてしまうため、本来の趣旨を忘れて弁論に励んでしまうのではないでしょうか。

2,分かってほしい気持ちが強い

ああ言えばこう言う人は、「自分のことを理解してほしい」という気持ちが強い場合もあります。

自分を理解してほしいという気持ちが強すぎるあまり、自説を強く押し通そうとしてしまうのではないでしょうか。

しかし、人間は何かを強制されればされるほどそのものに対して嫌悪感を抱いてしまう傾向がありますので、残念ながら逆効果と言うほかありません。

誰かに理解してほしい、という気持ちがあるのであれば、むしろ相手の発言に耳を傾け、まずは相手を理解するように努めた方が叶いやすいでしょう。

3,自分に自信がない
自分に自信がなく劣等感が強い人も、ああ言えばこう言う人になりやすいようです。

自分に自信がない人は相手の意見に対して押し黙ってしまうこともありますが、自信のなさを気取られないよう攻撃的になってしまうケースもあります。

相手を攻撃しても自分の現状が変わるわけではありませんが、相手をやり込めることで一時的な優越感を得ることができるでしょう。

それは自分の自信のなさを隠してくれる覆いのようなものにもなりえますので、彼らは必要以上に弁舌を振るうのかもしれません。

4,感情的になりやすい

ああ言えばこう言う人は感情的になりやすく、物事を冷静に捉えられない傾向もあるようです。

その場合、相手の主張に対しての反論というよりは、相手が何かを主張することで「自分が攻撃された」と思い込み、防衛本能に任せて自分の主張を繰り広げるという心理になるのでしょう。

議論というのは、互いが自分の感情をしっかりとコントロールすることによって成り立ちます。

それが難しい場合、議論や話し合いというよりは、ただの喧嘩に終始してしまうのではないでしょうか。

5,考え方の中心は自分
ああ言えばこう言う人の考えの中心には常に自分が存在し、その周辺に他者が存在するという形になるようです。

その世界では自分は絶対的存在であり、だからこそ相手の意見に耳を傾けることができず、自分の論説を押し通そうとしてしまうのでしょう。

しかし、それでは人間関係はうまくいかず、次第に人が離れていってしまいます。

そうなってから気づいても後の祭りになってしまうので、自分中心の考え方とは、なるべく早いうちにおさらばしたいものですね。

ああ言えばこう言う人は、「自己中」であると言い換えることもできるでしょう。

6,自分の人生に期待が持てない

自分の今後の人生に期待が持てない場合も、ああ言えばこう言う人になりやすい傾向があります。

自分の人生に期待がないからこそ他人のアドバイスに耳を傾けることができず、「でもでもだって」になってしまうのではないでしょうか。

そのような態度で人生が好転する確率は限りなく低いものですが、これもある種の防衛本能なのかもしれません。

何かにチャレンジして失敗すると、人は少なからず傷つきます。

それが積み重なると、時に回復が難しいほどのダメージを受けてしまうケースもありますので、そうなるくらいであれば「でもでもだって」を主張して挑戦から逃げるのが合理的な判断になってしまうのでしょう。

ああ言えばこう言うの性格を直したいなら話を聞くこと

いかがでしょうか。

ああ言えばこう言う人は性格が悪いと思われがちです。

だからこそそのような性格を直したいと強く思うこともあるでしょう。

大切なのは相手の話をじっくり聞いて、受け入れることです。

そして何かしら言いたい衝動を我慢することです。

最初は難しいかもしれませんが、このようにシンプルな対処法を心がけるだけで、性格は改善していきますよ。

きっと今までの悩みや問題が一瞬で解決できるキッカケをつかむことができるはずですよ。

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