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「金利が上がっても、住宅ローンは『変動』で借りなさい」の出版に寄せて

みなさん、こんにちは!住宅ローンアナリストのモゲ澤ことモゲチェック塩澤です。この度、本を出版することになりまして、本日5/8が発売日です。全国の書店、アマゾン、楽天ブックスなどでご購入いただけます。

金利が上がっても、 住宅ローンは「変動」で借りなさい  1時間でわかる「新時代のお金の常識」

去年の12月頃から構想を練り始め、3ヶ月で一気に書き上げました。ダイヤモンド社の横田編集長ライターの小林さんには感謝の気持ちしかありません。有難うございます!


お伝えしたい内容

この本を通してお伝えしたい内容はいくつかあります。まず、不動産を通して資産形成して頂きたい、ということ。インフレ時は絶好のチャンスです。これは第1章に記載しています。

第1章:新時代のお金の常識
・デフレからインフレになるとはどういうこと?
・不動産と金利は表裏一体
・人口減少の時代でも値上がりする不動産
・都心のファミリーマンションは2億円になる?
・「持ち家」と「賃貸」、インフレ時代にはどっちがお得?
・株式投資や住宅ローンはダメ? 親世代の価値観から脱却しよう
・住宅ローンは、日本人の真面目さが生んだお得な金融インフラ

そして家を買う際には住宅ローンをしっかりと活用して頂きたいです。第2章のタイトルにある通り「住宅ローンは借りると儲かる」商品。仮に現金がたくさんあったとしてもあえて住宅ローンを借りるべきだと考えます。

第2章:住宅ローンは実は借りると儲かる
・住宅ローン減税で、金利以上の税金が戻ってくる
・団体信用生命保険(団信)はキラーコンテンツ!
・団信はなぜこんなにお得なのか
・住宅ローンは借りると200万円儲かる
・メリットよりデメリットが大きい繰上返済は禁止!

そして、この本の目玉、「金利」です。タイトルだけ見ると「無条件に変動一択」「変動を選んでも何もしなくていい」のように見えますが、実はそうではなく固定を選ぶべき人や金利上昇リスクへの備えもしっかりと記載しています。例えば、
・いくらまで借りてもいいのか?
・どういう人は固定金利にすべきか?
・変動金利が今後緩やかに上昇することが見込まれる中、何%ぐらいの上昇に耐えられる家計を作るべきか?
・どうやって備えるか?いくら備えるか?
などです。3章〜5章に記載しています。金利上昇が不安な方は特に必読です!

第3章:住宅ローンの一番お得な借り方・返し方
・変動金利と固定金利の違い
・変動金利+資産運用が最強
・住宅ローンはいくらまで借りられる?
・ゆとりをもって返済できる金額は?
・住宅ローンを最も借りやすい年齢がある
・とはいえ、家を買うなら若いうちに
・「20年払いor 35年払い」どっちで組むのが正解?
・50年ローンはアリ?
・元金均等払いではなく、元利均等払いを選ぶ
・団信は「疾病対応」でお得度がアップ

第4章:金利の仕組みと将来の見通し
・日銀動向を見ずに住宅ローン金利を語るなかれ
・日銀の植田総裁ってどんな人?
・マイナス金利解除でも変動金利が大幅に上がることはない
・では、2050年の金利は?

第5章:金利が上がっても、住宅ローンは「変動が有利」といえるわけ
・ローン返済は最初の10年が肝
・固定と変動がひっくり返るには、利上げが6回必要
・「変動 vs 固定」徹底シミュレーション
・資産運用も絡めた30パターンのシミュレーション
・長プラ連動の変動金利には気をつけろ!
それでも固定金利を選ぶべき人は?
・3年/5年/10年固定の落とし穴
・必読! 変動金利ユーザーの心構えと対策

そして、6章〜8章は借り換え(本当、高い金利をほったらかしにしている人が多すぎ・・・)やその他住宅ローンの仕組み、銀行の選び方を記載しています。勉強になると思いますのでぜひ、ご覧ください!

第6章:ローン返済中なら一度は考えるべき「借り換え」とは?
・借り換えで得する仕組み
・金利0.5%以上であれば借り換えを検討しよう
・借り換えで200万円お得になることも
・借り換えはいつやるの? 今でしょ!
・変動から固定へ借り換えてもいい?
・住宅ローンの延滞と予防策としての借り換え

第7章:これだけは知っておきたい! 住宅ローンのよくある疑問を解決
・ローン審査は入学試験。必ず事前に受験勉強を!
・転職するとローン審査に不利になる恐れがある
・申込前に絶対確認すべき無担保ローンへの対応策
・夫婦でローンを組む場合の注意点
・「ペアローン」「連帯債務」「連帯保証」の違い
・不動産投資と住宅購入はどっちを先にすべき?
・125%ルールは忘れよう
・5年ルールもそこまで気にしなくていい
・住宅ローン減税を受けるための条件
・住宅ローン減税で一体いくらお得になる?

第8章:どの銀行がおすすめ?
・住宅ローンは選べる!
・業界構造と主要銀行の比較
・住宅ローン選びにモゲチェック

今後も金利上昇や不動産価格の変動など、いろんな経済の出来事があるでしょう。そうした時に、この本に書いてある内容を定期的に読み返していただければと思います。きっと不安や閉塞感を打破できるヒントが見えてくるはずですよ。

Xで寄せられたメッセージ

全ては紹介しきれないので、投稿を5つ共有させていただきます。(投稿をいただいた皆様、本当に有難うございます!)書籍購入のご参考になりましたら幸いです。


さいごに

本を書くのって本当、大変ですね。噂には聞いていましたがその通りでした(苦笑)。校了が4月頭だったので、特に2月と3月は週末もずっと本に取り掛かりっきり。平日は仕事、土日は執筆、こんな感じの毎週です。マイナス金利解除もあり、休みを取った記憶がない・・・。

そんな中、私がやるべき家事や育児を代わってもらった妻には感謝してもしきれません。おそらく妻がいなければこの本を出すことはできなかったでしょう。本当に有難うございました!

ダイヤモンド社の横田さん(名物編集長!)と執筆協力の小林さん(10万部突破した『すみません、金利ってなんですか?』の著者です!)は本当に一流のプロの仕事でした。本の打ち出す方向性や内容、そしてライティングなど数多くのことを一緒に考えて頂き、とても感謝しています。また一緒にお仕事でればと思います♫

そして、執筆協力頂いたMFSのチームメンバーの皆様も有難うございました!内容の正確性について何度もチェック頂き、とても感謝しています。たくさん売れるといいですね♫

この本の売れ行きが良かったら来年も出すかも・・・?乞うご期待♫

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