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早期のFIREを否定し、適切な時期まで働いて、老後に働かないために必要なことが書かれています。『60歳までに「お金の自由」を手に入れる!』

『60歳までに「お金の自由」を手に入れる!』は、定年延長の悲惨な労働環境を回避するためのビジネス書です。

「まとまった金額の資産を形成するためには、まとまった時間が必要」「イヤじゃない仕事に就いて、イヤじゃなく還暦前後まで働くのが最善の策」「最前線の頭脳労働のピークは60歳まで」など、新しい働き方を通して不自由のない老後にするための方法を教えてくれます。

特に「イヤじゃない仕事:お金ではない/老後にお金は必要/早く辞めない/リスクを取る」は、イヤじゃない仕事で自分に負担なく働き続けるために必要な価値観です。

「世の中はお金ではない」「老後の安心のためにはお金は必要」「お金だけを貯めて、早く辞めても、ろくなことじゃない」「早く辞めると、貧乏生活が一生続く」「適切なリスクを取らなければ、リターンもない」などの価値観と自分の好き嫌いに当てはめて考えるのです。

定年延長の安月給でこき使われたくないサラリーマンは、60歳定年で仕事を辞めるような仕組みを作りましょう。

 

「60歳:それまでイヤじゃなかった仕事でもイヤになる」「自分は何がイヤかがわかったら、そのイヤなことから逃げてください」「人間は、ヒマがありすぎても、ストレスを感じるのです」などを通して、早期FIREの弱点を示しています。

特に「思考停止をしない:最悪<まだマシを常に考え続ける」は、上手に逃げるために必要な考え方を教えてくれます。

上手に逃げるために必要なのは、「無鉄砲な逃げ方はしない」「逃げても、ニートにはならない」「逃げた先の課題は、真正面から受け止める」「また逃げて、次を探す」で、変に逃げて人生を棒に振らないためにも、価値観を学ぶ必要があります。

最悪な出来事に潰されるないためにも、逃げ方から学んでみてはいかがでしょうか。

 

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