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ファン化させる仕組みを管理職が作らなければ、衰退していくだけでしょう。『「顧客消滅」時代のマーケティング ファンから始まる「売れるしくみ」の作り方』

『「顧客消滅」時代のマーケティング ファンから始まる「売れるしくみ」の作り方』は、ファンを生み出す仕組みを教えてくれるビジネス書です。
「人々が買わなくなったのは中途半端なもの」「人は何らかの愉しみがないと生きていけない」「人は不安心理が増大すればするほど、視野が狭くなって短絡的な決断をしてしまう」など、顧客が買わなくなった理由を学ぶことができます。
特に「顔の見えないマスを狙うのではなく、ファンを作り育てていく」は、今の時代のマーケティングの基本です。
「顧客=ファン」と考えるのです。
「お客→顧客:フロー型→ストック型」と顧客をストックするファン化が、これからのマーケティングの目指す場所です。
そのためにも「連絡先を集める」「アプローチ手段を整える」ことが必要になります。
ファン化させて利益を拡大させたい会社は、一度今のマーケティング方法を学ぶべきです。

「人にはシミュレーション限界がある/不安が増大すると、より近視眼的になる」「ヒット商品の真似:原因をすべて割り出して、その通りに再現しなくてはならない」「事例:アイデアが具体化され、結果を出したもの」などを通して、ファンに買ってもらえる仕組みを解き明かしてくれます。
特に「ぼやき=本音:顧客との無駄話は、実は無駄話ではない」は、無駄話を忌避する真面目すぎるサラリーマンに警告を与えます。
「営業成績:顧客と無駄話ができるかどうか」とあるように、「無駄話ができる:顧客のぼやきが聞ける」かが営業の重要なKPIです。
「ぼやき=本音」なので、本音を聞き出して、顧客に自社の商品を売ることができるからです。
営業成績がふるわないサラリーマンは、一度営業の根源から見直してみてはいかがでしょうか。

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