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❨818❩1973.11.25.日.晴/アルハンブラ宮殿とサクラモンテの丘へ行く/グラナダ:スペイン

グラナダは古い都だ。
アルハンブラ宮殿を見る(35ペセタ)。

宮殿は大理石造りで、柱や壁、天井のデザインにうっとりした。
4つに分かれており、中央の住居は、庭といい、壁のデザインといい、実に細かく、見事に作られてあった。

庭がまた、花や木が多く良かった。
庭園には、植木の囲いの中にバラが咲き、噴水があり、池には金魚が泳ぎ、美れいだった。
柱、その他のもの、全てがアラブ様式だという。

二階、三階の窓からは、グラナダの町を一望出来、白壁に薄茶の瓦の家並が印象的だった。
宮殿の正面に、有名なサクラモンテの丘が見え、洞穴が沢山見えた。

細くてクネクネ曲がった町の中の道を抜け、丘に歩いて上ると、ジプシーが以前住んでいたという洞穴があちこち残っていた。

この町も、新しい建物と古い建物が分かれて建ち並び、古い家の間を歩くと、曲りくねった細い路地が迷路のようにあり、スペインらしさを十分に味わう事が出来た。

日中は風もなく、11月末というのに、太陽の日射にやけに強かった。
丘の上で、女の子たちと一緒に写真を撮る。

夜11時頃、一人町へ出る。
フラメンコを見たいと思ったが、場所がわからず、あちこちブラブラ歩き回っただけ。
大して面白いものはなかった。

晩秋の陽射しに映える
アランブラ
昔も今も、姿うつさず  呑米

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