地域の資源を活かして、幅広い活動を行っている施設がある

とのことで、さっそく伺ってきました。

たいさんじ地域は、戦後の食糧増産のために開墾された広大な畑地で、この地域で高島の食と農の交流施設として18年前に建てられました。

現在は、市の指定管理として株式会社エーゼログループが運営しています。

「たいさんじ風花の丘」では、多目的ホールや調理室、直売コーナーがあり、農業体験や料理教室、展示会やワークショップなどで利用することができます。

 株式会社エーゼログループでは「たいさんじ風花の丘」の運営だけでなく、農業と福祉を連携させた農福連携事業や、空き家を活用した宿泊施設「風結い」の運営などもしています。

「風結い」は、たいさんじ風花の丘のすぐ近くにあり、築150年の古民家を再生した建物です。

備え付けの土間キッチンがあり、直売所や農園で調達した地域の食材で、自炊を楽しめます。また、屋外では焚き火。冬になると薪ストーブなど、火のある暮らしも体験できます。

小高い山に広がる台地「たいさんじ」は、手が届きそうな青い空の下で、食と農を体験できるのが、とても魅力的です。

この風景の中に立ち、風を感じてみませんか？　フカフカの土で育った野菜に、会いに来てください。

取材：石倉 怜菜　編集：田中 可奈子

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