寒空の中、無理なく早起きする技術について

あけましておめでとうございます。新年一発目はリハビリも兼ねて、ちょっと軽めにいきます。早起き…つまり朝起きる技術についてです。

これを読んでいる人の多くが実感していると思うのですが、冬はとにかく朝起きるのがシンドイ。

夏は寝苦しくて入眠が困難な一方で、布団から抜け出すのは逆にそこまで難しくはないのですが、冬は入眠はまだしも、起床がとにかく悩ましい。


目覚まし時計でもって目覚めるのは可能ではあるのですが、そこからモゾモゾと布団から抜け出す事が少なくとも僕にとっては極めて難関で、何度も何度も朝の5時などにいったん目が覚めるものの


「うーん。だるい。ってか起きたくない・・・」

とウダウダしてしまい、結局そのあと二度寝して朝活ができないままに出勤時間まで寝てしまうという事が何度も繰り返されてしまうのですね。


これを意思の問題で克服するのは短期的には不可能ではないのですが、長い目でみるとちょっと難しい。


近年になって意思は強い弱いという性質の問題ではなく、体力のように消耗する資源である事が判明しましたが、毎朝毎朝がんばって起きる為だけに強い意思を消耗するのは、絶対にそのうち無理がたたります。


そうやって意思を無駄遣いしてポンコツになってしまうのだとしたら、いったい何のために早起きしているのか本末転倒であります。


今や将来の投資の為に朝の時間を使うはずが、今や将来を台無しにする…まあ、人生ってのはそういう事の繰り返しだと言われればそれまでではあるのかもしれませんが。


そんなこんなで僕は随分とこの技術について、頭を悩ませてきました。そうして本当に色々と試行錯誤を重ねたのですが、ようやく何とか実践可能な技術が見いだせたので、今回はそれについて書いていこうかと思います。


起床の合図はスマートウォッチが最適

朝起きるのに何のアイテムを使うかは人それぞれだとは思うのですが、少なくとも僕はスマホや目覚まし時計といったアイテムは何かドキッとしてしまい駄目でした。


そんな僕が今も使えている希少アイテムはスマートウォッチです。これは僕だけなのかもしれませんが、腕への刺激ならば心臓がドキッとする事は無い。


思うに…音というのは暴力的なものなのです。僕は夜間当直の経験がトラウマになっているからなのか、今でも電話が鳴る音が大変に嫌いです。


一方で振動はそこまで嫌いではありません。少なくとも手首が刺激される程度の事で、心臓が痛むという事は無い。


ちなみに実際にアラームでのドキッとする目覚めは身体的なダメージが加わっているらしいので、長生きしたいという人は避けたほうが無難かもしれません。


寒空の中、パッと目覚めるには

というわけで僕の起床デバイスはスマートウォッチ一択なのですが、夏はまだしも、冬に早起きするのがどうしても困難でありました。


朝5時に腕への振動で目が覚めるまではいいのですが…外は寒いし、身体は重いしで、パッと起き上がるとまではいきません。


布団から抜け出すまで30分かかる事は普通で、下手すると普通にそのまま二度寝に突入といった事も何度もありました。


もう何年もこの「寒空の中、朝活の為にどうにか布団から気持ちよく抜け出す」方法について試行錯誤を重ねていたのですが、最近になってようやくこれに対する解法がみつかりました。それは…


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