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心を磨く、在り方の話。2023年を振り返り。

コンサルタントという職種柄、「今の自分から背伸びをし、コンサルタントとして自分を見せないと」という不思議な焦りがあった時期もありました。特に社会人2〜3年目くらいはずっとそんな感じでした。今も油断すると無意識的にそう見せようとする自分がまだ心の奥底からめっちゃ出てきたりしますが(笑)

まぁ、でもそんな薄いメッキに意味はなくて、お客様もそんな自分に期待しているわけもなく。大事なのは「ありのまま」の自分で在るという事なんだろうなと。

「他人」と比較をしたり、「コンサルタントの自分」と比較をしたり、「理想」と比較したり…比較をすると今をありのままで生きることができなくなるので、比較は手放したいものです。もちろん時には比較も必要かもしれませんが、比較に執着し、取り憑かれている状態はサステナブルではないですからね。また、比較をする限り、常に上には上がいます。それよりもオンリーワンな自分らしさと相手らしさを大切にでき、脇目も振らずに与えられた自分の命を全うできる生き方が大切なのではないかなと思ったりします。

比較や競争は「勝ち負けの世界」。一方で、ありのままを生きるとは、今という時間を軽やかに心地よく身を任せて楽しめている状態。つまり「満たされる世界」です。「勝ち負けの世界」で生きると、必ず負けが起こり得ます。負け=自己否定に繋がりやすく、自分を幸せに満たす生き方とは真逆をいっています。逆に、「満たされる世界」は完全に自分の幸せを慈しんで抱きしめる在り方になるので、幸せの無限スパイラルになります。自分の存在価値を測る指標を自分の外側に置くのか、それとも自分の内側に置くのか、という違いと言えるかもしれません。

僕自身も「数字達成できる自分でありたい!」「社内で評価されたい!」「コンサルタントとして見られたい!」など、内向きのベクトルが強くあり、比較競争で疲弊する日々を特に社会人2〜3年目は過ごしていました。

でも、本来は「数字達成」「社内評価」「コンサルタントの体現」は、あくまで「結果」でしかなく、そもそも目の前のお客様や社内の人間関係に集中し、そこに意識と心と思考を傾けることができないと自分が望む結果も創り出されないことに気づいた時に、大きな変化が生まれました。要は「足るを知る」ということです。

社会人3年目の時に出社できないリモートワーク期間が数ヶ月続くようなどん底の時があって今があります。あの時に自分と向き合ったこと。そして、素敵な方々や素敵な考え方との出逢いの連鎖が生まれてきたからこそ、ようやっと4年目にしてこんな感じで自分なりのスタンス、在り方みたいなものが朧げでも見えてきているような気がします。とはいえ、まだまだ雲を手で掴むような感じですし、日々これらを体現できていない時の方が多いくらいではあるのですが、まぁ気長に一歩ずつでも成長できてるのかなと自分を認めてほっこり感じた社会人4年目でありました。

基本マイペースで自由でありたい意志が強いタイプですが、周囲からも言われますし適性検査とかの資質を見ても責任感みたいなものが強いとのことで、ここの狭間でけっこう行ったり来たりして「本当の自分ってなんだっけ?」「本来あるべきはどっちなんだろう?」みたいなこともしばしばあります(笑)ただ、どちらも自分らしさなんだろうなと。ここを認め、受け入れられる状態がさらに自分のありのままになっていけば、真の意味での心の豊かさにさらに近づけそうな感触が最近あります。また進展があればnoteでまとめます(笑)

無事に2023年、本日で最終出社をぬるっと終え、サウナ後にノリで書いてみた本note。これまでのnoteと全然気の入り方が違うゆるっとした内容になっちゃいましたが、たまにはこんなのも良いかなと(笑)

改めて2023年ご縁をいただいた皆様に感謝です。2024年も不器用ながら心を尽くす仕事をしていきたいと思っているので、引き続きよろしくお願いします。

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