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Visual album暁 雑感

8/6、観に行った感想を。

今回の作品はどうやら賛否両論があったみたいで。
それは個人的に共感できるものもあるし、言われて初めて「あぁそうか」と納得するものもあったし。



①Visual album暁のHPを事前に観ておくと、アルバム曲MVはポルノの2人は出ないという事が想定出来た。

②「証言」「暁」のMVを観る限りでどのMVもダンス色の強いテーマになるのかなと感じ、正直MVに関しては期待せず観に行った。


上記2点は映画を観る上で事前に知っているのと知らないのでは、だいぶ鑑賞後の感想が変わってきそうです。

その上で観た感想としては

曲間のショートフィルム
 こういった演出とは思っていなかった為、今までのポルノのPR素材やグッズを探す要素で観る事が出来て楽しめた。
ストーリーはイマイチ理解し難いけど、こういうものと割り切って観てるので気にならなかった。

ナンバー
映画では確かラストから2曲目だったけど、終盤でインパクトのあるMVを持って来られて度肝抜かれた。
やる事なす事全て犯罪な所は「おいおい大丈夫か?」と感じたけど、嫌な気持ちになるというより心配な気持ち。ポルノグラフィティのイメージ的に大丈夫なのかと。
結果「犯罪者のVlogじゃねぇか」「汚い」「醜い」「残念」などの批判的な意見タップリな結果となったけど、意外とこれが曲と馴染んでくるのが視覚認知の影響力の凄さを物語っている。
このMVを観て嫌な気持ちになった方は、馴染む事はないだろうし今後このイメージを払拭するのがとても大変なのでは。

Your My Queen
個性的な人達を使ってるな、ってのが第一印象で所謂「多種多様」そんな事なのかなと思って眺めてた。
気になったのは「象の背に乗った君を」の部分で大柄な女性がスレンダーな女性を動物に見立てて餌をあげているかの様な振りがあった場面。

「いや、反対やろ!」と心の中でツッコんでしまったのはかなり覚えている。

題字の「クイーン」がドラッグクイーンと解釈されMVになってる事が批判の原因であり、言われるまで気づかなかったが、気になり始めるとあのMVが頭から離れない。これは今後聴く時にかなり影響されてしまう。。。
ポルノファンはもっとこう爽やかな曲として認識してたけど、歌詞だけを見るとMVの様に捉えてもおかしくはないのかも。

ジルダ
純粋に心温まるMVだと思った。
このMV観ながら「もしかしたらアミューズ所属の歌手とか芸能人出てくるかな」とか淡い期待抱いたけど特に出なかった。
You Tubeで公開してほしいMVナンバー1。

メビウスとクラウド
この2つはMVが同じ様な感じで何とも言えなかった。
似てるな〜 あんまり曲と合ってないな〜
少なくとも良いイメージは持たなかった。

バトロワ•ゲームズ
全曲の中でこのMVが1番イメージを明確化させてくれた。
MVを観るまではどこかこの曲のイメージがボンヤリしてて、でも「あ、ダンスナンバーなんだ。確かに似合う」と感じてマッチした。
「キッズダンサーのミニスカートが気になる」なんて意見は、ちょっと度が過ぎてるのかなと。

証言
最初にYouTubeを観た時はピンと来なかった。
曲も映像もよく分からず「なんかMVが謎すぎるなぁ」と思ってしまい、MVのネガティブイメージが曲にも反映されてしまった。
3回目を聴く時に曲を気に入り、そこからMVのイメージがガラリと変わった。
今ではこのMVでないとしっくり来ない程にマッチしてる感ある。
腕グルグル対決シーンは映画館で笑いこらえてた。

シングルMV
大好きな曲達を映画館クオリティで聴き観る事が出来る事に感謝感激。
テーマソングとVSは痺れた。


長くなりましたが雑感です。
やっぱり最初に挙げた2点、ここがかなり重要で、ポルノファンはそりゃいつもの様なMVを連想してもおかしくない。
そのイメージで観ると覆されます。
あくまでビジュアル作品として楽しみましょう。

最後に。
「これ、わざわざ外国で撮る意味あるん?」
諸悪の根源は、外注した事。
これに尽きる。

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