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マジで?AIが幼児期のASD(自閉症)を正確に発見できる可能性?

AIが医療現場で積極導入されてきつつある昨今、AIがガイドして人々の治療をサポートする時代に入ってきています。

このAIは精神科領域においても、その価値を見出すために多方面で研究が進んできています。その中で、今日は非常に興味深い情報がありましたので共有します。

それは、「AIが幼児期のASD(自閉症)を正確に発見できる可能性」についてです。

今の時代のデータは、今まで積み重ねてきた膨大な医療データをMachine Deep-Learningとして、機械学習を重ねて精度と再現性を高めています。

DT-MRIと呼ばれる特殊な装置を使って、定型発達の子の脳画像とASD(自閉症)児の脳画像を集め、これをAI機械学習をさせて覚え込ませる。そして、それぞれを比較して、脳領域のどの部分に問題があるかを検出したようです。

※DT-MRI:拡 散 テ ン ソ ル 核 磁 気 共 鳴 像(Diffusion Tensor-Magnetic Resonance Imaging;DT-MRI)は,一定の方向に向かって連続する神経線維を画像化したものを拡散テンソル画像といい、錐体路,感覚路,視放線などの神経線維の走行と病変部位との位置関係も観察可能、治療計画や術前シミュレーション,治療後のフォローアップなどに有用

このようなすごい研究をしたのはどこか?そして、どういう結果だったのかについて解説したいと思います。

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