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FaceBook 2022年の新年挨拶

明けましておめでとうございます。謹んで新年のお祝辞を申し上げます 。
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
慌ただしい年末では有りましたが、会社の皆の協力と頑張りで無事乗り越え穏やかな年始を過ごすことができました。

昨年は国内に目を向けると、パンデミックの恐れがある中でオリンピックが行われました。反対の意見もありましたが、「正しく恐れる」という考えをもって国民が団結出来ています。(本当に、日本人の民度は凄い!)
オミクロン株には予断を許しませんが、世界的に見ても現状日本だけ抑制できているのではないでしょうか。

さて、有田焼に目を向けると、2年連続で有田陶器市が中止となりました。飲食業界も営業自粛など厳しい状態が続き、業界的にも厳しい状態が続いています。昔、同業者の先輩から言われました。「有田は好景気の最後に恩恵を受けるけど、不景気は真っ先に影響受けるもんね。不景気の時は不景気の終わるまで大人しくしてるのが賢いとさ。」
不景気の後に景気が必ず回復した時代はこれでも通用しました。しかし、現代は先行き不透明。景気の波は全ての業界に等しく来るのではありません。そして、その波も穏やかな波とは限らないのです。その波を必至に乗りこなす術を積極的に身につけておかなければならないのです。

昨年の言葉「兆/habinger」は「兆し/先駆者」という意味。波間に揺らめく
のではなく、どんな波が来ようとも乗りこなそうと目標を建てました。
そうです、視野を広げてみれば全業界挙って<ニューノーマル>「新しい生活スタイルを構築しよう!」に舵取りするなんて前代未聞。有田焼業界も誰かが経済のトレンドに乗っかる努力を!
〜幸楽窯が先駆者として頑張ってみた1年でした〜
本当にこの1年で価値感がガラッと変わりました。私の周りだけかも知れませんが、一言で言えば「経済に賢さが加えられた」と感じたのです。
(これについては、話せば長くなりそうなので聞きたい方には個別対応にて)
これに気付いたのも、本当に様々なジャンルの人と出逢えた一年だったから。そして、それをサポートしてくれたリモート秘書の篠崎さん・レジデンス コーディネーターのジェレミーには、本当に感謝します。

2021年の出来事 Best3
トラベリング タンブラー
ドバイ万博 日本館 お土産品(紅白 捻り梅箸置)
Factory adventure

番外(インド インターンシップ)

さて、2022年は「束/bind」を掲げました。
2016年から始めて7文字目。
橋(bridge)>集(gather)>紡(spin)>展(expand)>継(inherit)>兆(harbinger)
有田焼400年の節目2016年、幸楽窯に様々な人から橋を架けて貰いました。
その橋が一年で外されないように集って貰える魅力を紡いで再構築し、
展開。一方通行の展開に成らないように継ぐ努力をして先駆けて発信。
2022年現在、共感していただける人々が集って来てくれました。
私は、この多様な人達と共に2022年「ダイバーシティ&インクルージョン」幸楽窯を通して発信していきたいと思います。
今年も引き続き皆様が幸楽窯を思い出して貰えるよう邁進して参ります。
陶磁器業界の幸有らんことを!


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