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想定外での初動

おはようございます。

私は初動を大切にしたいと考えています。

とっさの時、
初めに何を言うか、
初めに何をするかは、
問題の対処に決定的でもありますが、
周りにいる人へ
私が何を大切にしているかを
象徴的に伝えることになるからです。

昔、大切なクライアント企業から
セクハラを受けた新人コンサルタントの訴えに、
私の上司は間髪を入れず
クライアントにアポイントを取り、
乗り込んでいきました。

その場に居合わせ、同行した私は
びっくりするとともに、
それほどの問題なのだと
教えられました。

もう一つ思い出があります。

私が採用した韓国人の若手コンサルタント。
大阪駅に近くで、
警官から逃げている犯人とすれ違った時、
とっさに荷物を仲間に預け、
地下街に逃げ込む犯人を走って追いかけ、
何十メートルも行ったところで追いつき、
もみ合いとなり取り押さえました。
その後、警官が追い付き、一件落着となり、
警察から表彰されていました。

外国の地で犯人を追いかけるなど、
危険で私にはできないと思いました。

そのあたりから、
私は初動を意識するようになりました。

最近思うのは、自分の専門分野に関しては、
初動は少しできるようになったと思いますが、
普段関係ない専門外のことではまだまだです。

専門外というより、
想定外のことへの対処なのでしょう。
想定外のことに間髪を入れず対応するには、
普段からの考えが身に染みていないと
立ちすくんでしまいます。

そして、後になって、
こうすればよかった、
ああすればよかったと、
思い返すのです。

まだまだです。

今日もよろしくお願いします。

安島

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