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失われた〇〇年とは?

おはようございます!
 
整備工場チャネルの話を書きました。
 
自動車保険を売るチャネルとして、
一世を風靡したこのチャネルは、
30年前にはすでに衰退しつつあると
指摘されていたと。
 
そして、30年後の今も
まだそのチャネルを頼りにしていたのです。
 

 
同じようなことを先日考えました。
 
そごう・西武の労働組合が、
ヨドバシ連合に百貨店事業を売却するのは
けしからんと記者会見をしました。
 
新聞の解説欄には
百貨店は業態として衰退しており、
何でもある百貨店ではなく、
力のある「五十貨店」に絞り込まなければ
生き残れないと書いてありました。
 
30年前、
私はある百貨店に
「五十貨店」構想を提言していました。
 
都心の一等地に
仏壇は必要か?
布団は必要か?
家電は必要か?
と経営陣に問いましたが、
「仏壇がない百貨店などあるわけない!」
と一喝されました。
 
そして、今でも百貨店に
こだわっているのです。
 

 
バブルがはじけてから、
失われた〇〇年と言われます。
 
何が失われたかと自問すると、
それは新陳代謝だったのではないか
と思うのです。
 
今あるものを固陋に守るのではなく、
次の新しいものに変わっていくことです。
 
正確に表現するなら
守るべきものは守り、
変えるべきものは変える、
となるのでしょう。
 
しかし、そうした正確な表現の下で、
すべき変化もなされなかった
のではないでしょうか。
 
新しいことは、新鮮で楽しいものです。
 
変わると考えずに、
新しいものをどんどん取り入れていこう
と考えてみたい。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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