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NFT アートを購入してみた体験記

この週末のお出かけ先が決まってないーと悩んでいたところに、泰平氏のこのツイートを見て、彼がここまで言うのはめずらしいと思い、湯島のアーツ千代田3331まで片道1時間をかけて行ってみました。

お得に購入できるのならNFTあまり知らんけど一歩踏み出しても良いかも・・・とか考えながら道程の電車の中でNFTを特集した美術手帖を読んでいたのだが、そもそも自分は暗号通貨を持ってないやんか、長財布は持ってるけどNFTアートの前ではサザエさん状態やんか!と気づき、若干凹みながらも勉強になったことを前向きに捉えてBT読み読み現地に向かった。

因みにこの美術手帖の特集について紹介すると、冒頭に泰平氏がとっても易しくFAQに答えてくれるので初心者も安心して世界に入っていけるのがまず良い。それから、様々な方へのインタビューを通じて、長期的な目線で見て本当にシーンが誕生して初期のフェーズなのでこの変革に希望を持つ人々がこの世界観と市場を丁寧且つスピーディにCultivateしている最中、要するに余白だらけであることを知れてワクワクさせられます。BTなのに(!?)意外に小難しくなく、ドキュメンタリー番組を観てる感じの内容なのでNFTアートについて現在地を知りたいって方にお勧めします。

で、私が行ったのはこの展示。事前知識ゼロで臨んだのだけど、スタッフの方たちがとてもフレンドリー&丁寧に作品について解説してくれて本当にありがたかった。さらにありがたいことに、今回の展示内容は全て「日本円」で購入できる様になっていると聞き、これは。。。一歩踏み出すチャンス?とサザエさん状態を脱出することができた。暗号通貨を入手する障壁をこうやって一度取り除いて間口を広げようとされてるスタートバーン、素晴らしや。

この展示に参加されてるアーティストでは中ザワヒデキさんのみが直接お会いしたことがある方で、20年前に西早稲田にあったギャラリーNWハウスの展示の際に私はバイトで搬入搬出のお手伝いをさせていただいてました。今回、本当に久しぶりに作品を拝見しましたが、さすが・・・変わらぬ切れ味・・・と唸らせられる内容でした。

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何もない紙じゃ無いです。1ピクセルのNFTアートの展示ですよ。黒のグラデーションで216パターンだそうです。中ザワさんがニヤリとされてる表情が浮かびました。

で、そんな縁がある中ザワさんの作品を購入するかと思いきや、私は藤本由紀夫さんの作品(デュシャンの楽譜をランダムに演奏してくれるプログラム)を購入しました。

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こちらはプログラミングコードと専用のアプリ?をDLすることで、自分のデスクトップでも演奏が聴けるそうです。コードは自分でも改変してOK。それと、この作品を所有している権利とは無関係とのこと。

ふむふむ、なるほど・・・とか言って解説を伺っていたのですが正直、この「作品購入」と言う行為自体は半分も理解できていないのが私の現状です。

数日後に私のメール宛にこの作品を購入した証明や、その管理画面の情報が送られてくるそうなので、その流れも体感しつつ、ネクストとしては、自分でも暗号通貨やNFTアートをオンラインで購入するアカウントを作ってみて、この新しい文化にもう一歩入っていこうと思います。

最後に泰平氏のインタビュー記事を貼って今日のNFTアートデビュー記念日を締めにしたいと思います。


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