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「ボーイ・ハント」を聞きながら / 1961年 コニー・フランシス

タカッチ
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今どこに、憧れに描くその人は、あの山のあの雲の彼方に? 見渡す海のあの船の彼方に?

今どこに、募る想いに騒ぐ胸、夢に現われたあの方は、私とだけ目を交わし、私とだけ息を分かち、私とだけ命を重ね、私とだけの愛を、私とだけで結んで

きっといるはず、この空の下、私と同じ想いを抱いて、待ち焦がれてしまった私の心、でも、もっともっと強い気持ちで、きっと私を見つけてくれる

きっといるはず、この網の目の街の中、すれ違ったのは交差点? 隣に居合わせたのは電車の中? 甘くせつない思いが叶って通信できて、いつの日にかの巡り会い

そうよその時彼は、向き合ったままの、ただ立ちん棒の私、そっと優しくこの手を引いて、自分の腰に回して、男子の腕で私を包んでくれるの、異性の肉の鼓動、その胸にただ頬をうずめて、やすらぎの子猫みたいに

そうよその時私は掲げるの、どこからでも、誰からでも、高く高くこの旗を、純愛の糸で刻んだ二人の名前、only you の風にのせて

今どこに、その人は、今どこに、あの方は、今どこに、私だけの彼は

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