【肩こりで困っている人】の共通点を4つ紹介します
肩こりとは、どのような状態かご存知ですか?
日本整形外科学会のホームページには、このように書かれています。
要約すると、首・肩・背中が痛かったり、だるかったりして、ひどい場合は頭痛や吐き気を感じるということです。
実は、当院に来院される人のなかで、もっとも多い症状が肩こりです
施術をさせていただくうちに、肩こりで困っている人には共通点があることがわかりました。
その共通点を、この記事では紹介させていただきます。
※記事の内容は以下の目次を御参照ください。
本題へ入る前に、自己紹介をさせていただきます。
施術所のホームページはこちらです。
では、本題へ進みましょう。
共通点①:首が前にまがり、頭が前方へ突出
普段、イスに座って作業をしているとき、以下の写真のような姿勢になっていませんか?
この姿勢は、頚椎(首の骨)に負担がかかりやすく、肩こりの原因になることもしばしば。
首が前に下がり続ける状態を、首下がり症候群あるいはストレートネックと呼びます。
この2つの違いは、以下の表の通りです。
首下がり症候群の病気としては、パーキンソン病、重症筋無力症、甲状腺機能低下症などが挙げられます
また、前かがみの姿勢が続く⇒ストレートネックになる⇒首の筋力が低下した結果、首下がり症候群を引き起こすということも、十分にあり得ます。
そのため、日頃から姿勢には十分に意識しましょう。
姿勢については、こちらの記事に詳しくまとめているので、ぜひご覧ください。
※“良いといわれている姿勢”を保つための体操も紹介しています。
共通点➁:デジタル機器の使用
デジタル機器の使用が多いことも、肩こりの原因です。
※おもにスマホ・パソコン・タブレットなどを使用する時間が長い人が当てはまります。
一般的に言われる“デスクワーク”をしている人は同じ体勢でいる時間が長く、筋肉が伸びたり縮んだりすることが少ない関係で、首・肩・背中の筋肉が緊張(筋肉がこりかたまる)しやすい傾向にあります。
特に、肩こりと関連の深い筋肉はこちら⇩
また、長時間目を使い続けることで、目の筋肉も疲労を感じます。
肩こり+目の疲れの症状が継続すると、頭痛を起こすこともめずらしくありません。
そこで、日頃から以下のツボを刺激して、ほぐしておきましょう。
ツボを刺激するときのコツも、参考にしてくださいね。
共通点➂:運動不足による筋力低下
運動をする機会が少ない人は、首・肩・背中の筋肉が弱く(細く)なります。
そのため、同じ体勢でいたり、モノを持ったり運んだりしたときに負担がかかり、肩こりを引き起こしやすくなります。
また、筋肉の血流も停滞しやすくなるので、余計に肩こりを悪化させてしまいます。
※手足の冷えを感じやすい、痩せ型の人は注意が必要です。
そこで、首・肩・背中の筋力を強化(筋肉の血行を改善)する体操を、ご紹介します。
お金をかけてジムに通う必要はありません。
まずは、お家でできることから始めてみましょう。
※週に4日おこなえれば十分です。
共通点➃:思い込み
「私は肩がこっている」と思い込むことが、肩こりを悪化させます。
どういうこと?って、思われる人もいらっしゃるでしょうが、過去に施術を受けにいったときに、
「姿勢がわるいから肩がこるんですよ」
「肩の筋肉かたいですねー、やわらかくしないとダメです」
「肩こりの原因は骨盤のゆがみです。骨盤を整えましょう」
と施術者に言われた経験がある人もいるでしょう。
これらの言葉を真剣に受け止め、「筋肉がかたいのは良くないことだ」とか「姿勢は左右・前後対象なのが正常だ」と思い込んでしまうと、余計に肩こりを感じてしまう場合もあるんです。
施術者に「あなたは肩がこっている」と思い込まされたという捉え方もできますね。
他の例を挙げると「あなたは見た目が良くない」と言われ続けた場合、容姿に自信がなくなってしまい、外へ出られなくなることもあるんです。
※醜形恐怖(しゅうけいきょうふ)と言い、思春期の女性が発症しやすい傾向にあります。
話題を肩こりに戻しますが、筋肉がかたくても肩こりを感じない人はいるし、姿勢は左右、前後非対称でも問題ありません。
肩こりで困っている人が減りますように
以上、肩こりで困っている人の共通点を4つご紹介しました。
分かりにくい所はございませんか?
この記事が、肩こりで困っている人のお役に立つと幸いです。
今後も読者の方に「ほー、なるほど。勉強になった」と思ってもらえる記事をお届けできるように力を尽くします。
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