学力集団に応じた学習指導工夫の検討

こんばんは。今日は、僕が実現しようとしている #WEB3 ×教育事業がフォーカスする日本の教育をめぐるあらましをお伝えします。パワポの原稿として用意したものなので文意不明なところはお気兼ねなくご質問ください。(おいおいわかるようにします!)

①教科指導における各学力集団が抱える課題(ニーズ)
上位層:行き詰まり⇒主体的で専門的な多様な学び
中位層:こなし癖⇒より高度な能力洗練への関心育成=実効性の認識
下位層:意欲不足⇒外発的動機付けによる初学者における「静止摩擦」の軽減

②現行のモデル【ペーパーテスト評価への帰着(学習活動の実質的一元化)】
上位層:「深くて広い学習も面白いけど結局点数で選別されるからほどほどにしなきゃ」
中位層:「得点して順位を上げるプレッシャーがあるから無駄なことはできない」
下位層:「どうせ赤点を取って補習を受けるのか、つらいな。わからなくてつまらないし」
★下位層に対しては懲罰的補習によるネガティブな動機付け
★中・上位層に対しては数値的評価不能な「資質・能力」への軽視促進

文部科学省も改革を進めているが…#入試改革 #高大接続 #新共通テスト
なぜうまくいかないのか?

③学校を取り巻く困難な大状況
⑴資金不足:公費における教育費の占める割合はOECD諸国で下位25%*
⑵人材不足:免許更新制、労務環境の厳しさ認知、教員のキャリア展開が困難
⑶業務増加:安全管理・コンプライアンスの強化、保護者対応、生徒(生活)指導、部活動
*教育機関に対する総支出の対GDP比(2018年)
https://www.oecd.org/education/education-at-a-glance/EAG2021_Annex3_ChapterC.pdf?_ga=2.34029537.1790851493.1652148987-1557378142.1652148987

④期待されるモデル【意欲の発達に応じた、実際的で有効感のある多様な学習活動の提供】
☆特に下位層(初学者)に対する学習に向かうポジティブな動機付け
☆学校で教わる資質・能力が現実社会で実際に活用されている場面との結びつけ
☆学習状況や意欲の発達に応じて学習者自身が主体的に活動を選択できる環境
☆数値化されない客観的評価制度の実現とキャリア形成上の有効化

キーワード #実効性の認識 #学習活動の多様化 #キャリア教育

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