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#26 学校評価アンケートの進化!オンライン集計がもたらすメリット

 本校では、保護者の声を大切にするため、学校評価アンケートを前期と後期の2回にわたり実施しています。しかし、従来の紙のアンケート用紙では、回収と集計に時間がかかるという問題がありました。そこで今年度、Microsoft Formsを活用したオンライン集計を導入しました。紙からFormsに変えたことでどのようなメリットが生まれたのかをご紹介します。


1 手間の削減

 従来の紙のアンケートでは、回収と集計にかなりの手間がかかりました。しかし、Microsoft Formsを使うことで、保護者はオンライン上で簡単にアンケートに回答することができます。その結果、教職員は手作業での回収作業を行う必要がなくなり、大幅な時間短縮が実現されました。

2 即時の集計と分析

 オンライン集計の最大の利点は、データを即座に集計し分析できることです。従来の方法では、回収したアンケート用紙を手作業で集計し、結果を把握するまでに時間がかかりました。しかし、Microsoft Formsを利用することで、アンケート結果を自動的に集計してくれるだけでなく、視覚的にわかりやすいグラフも表示してくれます。これにより、教職員は即座に結果を把握し、改善策を迅速に検討することができます。

3 詳細なフィードバックの収集

 オンラインアンケートでは、従来の紙のアンケートよりも多くの情報を収集することが可能です。テキストボックスやコメント欄を設けることで、保護者は自由に意見や提案を述べることができます。これにより、学校側はより具体的なフィードバックを得ることができ、保護者の声をより深く理解することができます。

4 オンライン集計におけるデメリット

 オンライン集計では、保護者は匿名でアンケートに回答することができます。これにより、保護者は自分の意見を自由に表明しやすくなります。ただし、どの家庭が回答したかは把握できません。そのため、学校評価アンケートの目的やお願いを記載した文書の下部に切り取り線を入れ、「回答しました」という欄を設けることにしました。実施後は、この部分を切り取り回収します。

5 おわりに

 小学校の学校評価アンケートは、従来の紙の方法からMicrosoft Formsを活用したオンライン集計へと進化しました。この変化により、手間が削減され、即座の集計と分析、詳細なフィードバックの収集などのメリットが生まれました。これにより、学校は保護者の意見をより効果的に活用し、教育環境の改善につなげることができると考えています。また、時間の節約によって、子どもたちと向き合う時間を増やすことも可能です。
 今後も、授業改善や働き方改革に向けて、効果的な活用方法を模索していきたいと考えています。
 子どもたちの深い学びの実現、教員の働き方改革の推進に向けて、ともに頑張りましょう。


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