今月末でNMB48を卒業する太田夢莉さんのソロコンサート『〜DAY DREAM〜』へ行ってきました。デビューしてからずっと夢だったという自分だけの時間、空間であるソロコンサートが卒業直前に実現しました。

会場は東京国際フォーラムのホールC。素晴らしい会場で開催できるなんてさすがだなぁと思いましたね。

太田夢莉さんはずっとNMB48を好きになってずっと気になっていたかたで、初めて握手会行ったときに「すごくかわいい！」「直球で言ってくれてすごくうれしい！」ってやりとりしたのを覚えています。写真集もDVDも買いました。ショートカットで丸顔なところがすごくかわいくて推しメンになりましたね。

そんな彼女が卒業を発表して、ソロコンサートを行うと知ったとき、何はさておいてもいかなきゃと思って、チケットを確保して行きました。

「overture」から立て続けに4曲で盛り上げ、「みんなで声出していきますよー」と会場を煽っていきました。彼女のカラーのブルーのペンライトで染まった会場はすごく素敵でした。

表題の「〜DAYDREAM〜」については夢のようなアイドル人生が送れたことと名前に「夢」が入っていることをかけたものと明かしてくれました。自分が行ったのは昼公演だったのですが「セットリストは内緒で」という約束を観客としてました。夜公演までに明かした人はいなかったようで、ファンとの信頼関係の固さがわかって嬉しかったようだと報道で知りました。

バンドメンバーを従えての演奏の後は、所属するTeamNから後輩の南羽諒さんと大田莉央奈さんが登場して、夢莉さんとのエピソードやプライベートでキャプテンの小嶋花梨さんと上西怜さんが夜行バスで来ていることを明かすなど盛り上げていました。

そして３人での演奏。南さん、大田さんの「ハートの独占権」さらに「わるきー」を披露して歓声を浴びてました。「わるきー」は歴代メンバーも何人もやってましたが妖艶な一面が見れてよかったです。

引き続きダンサーを従えてのパフォーマンスで魅せて喝采を浴びていましたね。その後はデビューしてからの7年半を振り返り、今回のソロコンサートへの思いを語ったVTRが流れました。小学生から19歳の今までの多感な時期に思うことはたくさんあったでしょうね。それは彼女の内面なのでね。想像するしかないんですけど。

それが終わるとスカジャン姿になり初披露のソロ曲『Acting tough』をじっくり聴かせてくれました。このコンサートに来るまでに何度も聴きましたが生のしっとりとした歌声は一生心に残るものですね。聴くたびに思い出すことでしょう。

しんみりと終わるわけもなく、さらに盛り上げていくのが太田夢莉。客席を練り歩きながら曲を披露していました。ファンとの交わりを楽しむかのようでしたね。

エンディングが終わり、アンコールでTシャツとダメージジーンズという彼女らしい格好で出てきてアンコール曲を熱唱しました。ちなみにアンコール発動はキャプテンの小嶋花梨さんでした。大田さん、南さんが参加しての抽選会が行われました。その後、ソロコンサートへの思いや「わるきー」については「みんな見たいだろうな」と思っていたことステージに立つ機会がなくなることについては「悔いはないが寂しい」と素直な感情を吐露していました。そして「みなさんにはこれから先の人生、甘えていけないんですけど、甘えてしまう部分もあると思うので…」と複雑な心境を語ると「甘えて！」とファンの声援が飛んだ。

そして「今日のことは絶対忘れないので、みなさんも忘れないでくれたらうれしいです」とメッセージを伝え、最後に思い入れのある最初で最後のシングルのセンター曲「初恋至上主義」を歌ってすっきりとした表情を浮かべステージを終えた。

夜公演ではWアンコールもあったようだが、太田夢莉というアイドルがいて、その輝きは決してファンの中から消えることはないし、これからの彼女の新しい第一歩を絶対応援しようと決めた。

【セットリスト・昼公演】

1.ゼロサム太陽
2.ラベンダーフィールド
3.オネストマン
4.ごめんね、SUMMER
5.僕らのユリイカ
6.太陽が坂道を昇る頃
7.藍
8.オリオン座
9.青いベンチ
10.君のC／W

11.ハートの独占権
12.わるきー
13.アイヲクレ
14.背中から抱きしめて
15.誰のことを一番愛してる？
16.伝説の魚
17.Acting tough
18.大声ダイヤモンド
19.正義の味方じゃないヒーロー
20.夏が行っちゃった

21.永遠より続くように
22.EC1 虹の作り方
23.EC2 ずっとずっと
24.EC3 初恋至上主義