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変われる人、変われない人の違いは?

セラピストとして、様々な生活背景や考えをもつ患者様と関わっていてくなかで、現状から変わる人変わらない人のちがいが見えてきます。

それは、

主体的か、受動的かどうか。

悩み事や課題(目標)などへ取り組む姿勢や行動であったり、発する言葉の節々に現れてきます。

これは、仕事やトレーニングなどの場面でも通じることだと思います。

受動的な人

○患者様や利用者様のケース:
・いつものように「腰が痛い」、「足・腰が弱っている」など症状を訴えるだけで、何もせず「治らない(良くならない)」、「ちっとも力がつかない」と言い続ける人。
・「持病を持っている」から、「元々こういう体質だから」など『どうせ~、(私は)だから』ということを理由に、最初からあきらめている人。
・症状を、自慢気にどうどうと話される人。
・ドクターやセラピストが治してくれる、なんとかしてくれる!といった相手頼みになっている人

○ダイエットやトレーニングを習っているケース:
・トレーナーから指導されたメニューしかこなさない
・トレーニングを受けている時や、「こう言われたなら」と、やらされている姿勢で取り組む
・怪我や故障中に、整骨院へ通い治療院の先生がなんとかしてくれると思っている。
・セルフケアや情報を調べたり、自分で治そうとしない

○仕事のケース:
・自分から発言しない、行動しようとしない
・相手のせいにばかりしている
・相手頼みで「きっと、~してくれる」と相手が変わるのを待っている人

確かに、そう思う気持ちや言い分もわかります。
もちろん、良好な関係性を築くうえでも相手の価値観や考え方など尊重する必要もあります。
また「(変わらなくても)それでいい」という方なら、その人の考え方であり、その人なりの生き方でもあるため、無理にこちらの意見を押し付けてはいけないと思っています。

しかし、本当に心の底から、
「治したい!」、「良くなりたい!」、
「なんとか目標を達成したい!」、「もっと上手くなりたい!」

と思っているのに、
ただ『悩んでいるだけ』、『何も行動しない』
ままだと、その先も何も変わりません。

また相手にも気付いてもらえず、
変わらないどころか、かえって状況がわるくなることもあるかもしれません。
非常にもったいないことです!

主体的(能動的)な人

○患者様や利用者様のケース:
・目標をもって、自分なりに自主トレや生活習慣の改善に取り組んでいる
・「こうすれば、もっと良くなる」といったプラス思考(前向きに)に考えられる
・悩みや課題に対して自分なりに改善策を考える、あるいは素直に相談できる

○ダイエットやトレーニングを習っているケース:
・目標が具体的で、目的がはっきりしている
・可能性を見出だして、目標のためにできることは何でも取り入れようとする
・自分から積極的に質問してり相談したり、アプローチできる
・食事や生活習慣、メンテナンスなどトレーニング以外への視点をもつことで効果を上げることができる
・長期的な視点も見据えて目標や成果を整理することができる

○仕事のケース:
・(相手の立場を尊重しながらも)自分の意見をはっきり伝えることができる
・自分で考えて行動することで、アドバイスやフィードバックをもらいやすくなる
・能動的に動くことで、相手のせいにせず責任感を持てるようになる

主体的に発言したり行動していれば、
それに対して、結果がどうあれ必ずフィードバックがかえってきます!
その結果から反省したり学んだりしながら自分自身で経験を積むこともできますが、
コーチや相談役などがいれば、適切なアドバイスや良い方向へ軌道修正ができやすくなります。


あなたは
あなたの悩み、課題、目標に対して
主体的に行動できていますか?

気付きや参考になれば、幸いです。

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