“ヨゴレの集まりのエセ凱旋”から端に発した選手同士のSNSでの論争とラーメン背脂トッピング有料論争で炎上したことで思ったSNSでの公共性と感情の類似点

自分はドラゴンゲートもGLEATもどちらもよく観るし両方とも好きな団体であるのですが、今回の件で思ったことを自分なりに気持ちを整理しながら書いてみました。
事の発端はドラゴンゲート所属のYAMATO選手が、今月ドラゴンゲートの後楽園ホール大会で凱旋試合をした大型新人と最近GLEATに現れた元ドラゴンゲートの選手を比べた「ヨゴレの集まりのエセ凱旋」というSNSでの発言からGLEAT所属のエル・リンダマン選手が反応して、お互いの立場を踏まえつつ団体、ファンの思っていることを代弁したメッセージの応酬を見ていて、今まで憶測などで何となくあった両団体の溝がより深いものだということがハッキリした。しかし色々内情や事情が分からない分、モヤモヤしたものが残った……
そんな中、SNSでインフルエンサーとラーメン店主の“背脂トッピング有料”論争が起こり炎上した!?
この時「あれ? これって似ているような気がするなぁ」と感じた。
インフルエンサーがラーメン屋でメニューにない背脂を追加を注文、お会計で背脂の料金が追加されていたので「有料なら一声かけてほしかった」とお店に伝え、お店も不備として背脂サービスしてもらったのだが、その後SNSでその事を不満と文句を書いたことに、そのラーメン店主が反論し、“周囲も含めてメニューに記載されていないものは有料か無料か?”論争に発展、炎上して、そのインフルエンサーなのにアカウントに鍵かけて現在に到る……

二つの共通点は、“発言に影響力のある二人がSNSで論争”、“それに周囲が反応する”
という二つの他に周囲も含めて“正しいか悪いかの線引きに自分の感情も加わっている”という点があり、ここが一番の問題なのではないかと考えた。
人それぞれ、やむにやまれぬ思いや感情を抑えて社会のルールや公共性を守りながら世の中生きている人が大半であると思うが、SNSにおいてはよくこの公共性と影響力を考えずに己の感情をダイレクトに発言して問題、炎上することが多い気がする(逆に影響力を知った上で発言する炎上商法もあるが)インフルエンサーとラーメン店主の問題も、その場のやりとりだけならそれで解決して終わりだったのに、それをSNSで自分の不満と文句という感情を書いてしまったことが一番の原因であり、その投稿に対してラーメン店主も感情を加えて応えてしまったのが輪をかけてよくなかった気がする。
それでは長くなってしまいましたが、YAMATO選手とエル・リンダマン選手の事ですが、二人はプロレスラーでありここまでSNSで言い合ったんならやはり試合で魅せてほしいと勝手に願っている。今の状況は隣同士が扉の前で罵り合っているように見えるので、何ならその扉を開けて対峙することこそが“禁断の扉”が開く時なのではないだろうか?
それには色んな問題やしがらみがあるだろうが、“絶対ありえないことが起こる”こともプロレスだと思っていて『面白いから観る』というモットーの自分としては、ほのかな期待をしつつ変わらずドラゴンゲート、GLEAT両方を観戦していく所存であります。

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